関西のお兄ちゃん達の日常 (ページ20)

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（６）内緒の恋編② ページ20

大橋side

あいったぁぁ…

浮かれすぎてたな…

足はちょっとぐねってしただけなんやけど、変なつき方してしまった手の方が痛いかもしれん…

ま、いけるやろ！コケて手ぇ痛いですとか恥ずかしいし！

「おい、大丈夫か？」
『あ、丈くん、うん大丈夫、全然足元観てなかったぁ、あはは』
「ほんっまにお前は…アホやな！！」

言い返す言葉もございません

「ほら、行くで」

足は大丈夫なんやけど、せっかくやか甘えさせてもらって端の方へ移動した

丈くん、きつい事言うけど、誰より心配してくれて優しいねん、ツンデレやねん。

「どこも怪我してへんか？」
『うん、大丈夫ーー』
「ほんまやな？後から痛い言うたら怒るで」

『手がちょっと…痛いかな？大したことないねんけど』
「みしてみ」

おもむろに右手を掴まれる

『痛っ！！』

「痛いんやん…しかも腫れてるし…ちょっと待っといて」

そういってスタッフさんに、声を掛けに行き、何か手に持ってすぐに戻ってきた。

「とりあえず湿布貼っとこな」
『あ、ありがと丈くん』
「ほんま…浮かれとったらあかんで」
『ふぁーい』
「反省してへんやろ！」

見つめ合って笑って、ギューって抱きついて

ほんまにもう…と呆れたように言いながらも嫌がらずにされるがまま

「ほら楽屋戻るで」
『うんっ！』

西畑side

あの2人絶対おかしい。絶対付き合ってるやろ！違うかな？

あんなに丈くんが優しいのも、回りにスタッフさんおるとこで抱きつかれたら「やめろや！」ってでかい声で言うのに、あれは多分言ってない。

はっすんが浮かれてるのもだからやんな？そうとしか思われへん！

『ねぇ、丈くんはっすん』

丈橋「ん？何？」
『何か隠してません？僕の目は騙せませんよ…ねぇ』ニヤニヤ
丈「何？めっちゃニヤニヤして…何もないけど」
『嘘や！付き合ってるでしょ？雰囲気が今までとちゃい過ぎでバレバレですよ、、僕には！』

丈橋「そんなわけないやん！」
『絶対誰にも言わないんでほんまの事言うてください』

……

顔を見合わせてアイコンタクトする2人。笑

『付き合ってるんですね？？』

丈橋「……はい」

やっと白状した！やっぱり！俺の目は誤魔化されへんねんから！！

『やっと引っつきましたねー2人♡僕は嬉しいです！ねぇ、今度ダブルデートしましょうよ！』
丈「え？大吾付き合ってる人おるん？！」

『はい』
丈橋「えーーーーー！！」

俺は役者やから悟られんようにしてるんですよ笑