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出発 ページ8

wn「あれ?本当だ、ロウきゅん〜どこ〜」


kyng「ロウきゅんって呼ぶな」


wn「あ、いた!歩くの遅いよ〜」



ウェンくんとマナくんよりかなり遅れて、呑気に歩いてこちらにやってきたのは

さっき話にも上がった小柳ロウだ。



kyng「こんな大人数でなにしてんの」


inm「これから買い出し行くとこなんだよね、ロウたちも来る?」


wn「い〜じゃん楽しそうだし行く!」


mn「人手必要なんやったら全然ついてくで」



乗り気なウェンくんとマナくんを横目に、ロウは小さくあくびをして

「俺はパス。先事務所行ってる」と早々に背を向ける。



wn「えぇ〜!ロウきゅんも一緒に行こうよ!

みんなで行ったほうが楽しいって!」



ウェンくんが駄々っ子のように立ち去ろうとしたロウの腕をつかんで引き留める。



kyng「ロウきゅんって呼ぶな、あと腕引っ張んな…!

こんなに大人数だと逆に邪魔だろ、だからパス」


usm「んなこと言っておまえいっつも買い出しこねぇじゃん笑」


wn「そうだそうだ!たまには行こうよ〜」


inm「寮でロウも使うものなんだからたまには来なよまじでさぁ〜」



次々にみんなに畳みかけられ、言葉に詰まったロウは

少しして観念したのか「…わかったよ、行くって」と渋々了承してくれた。



『というか今日みんなは任務とかパトロール後に

買い出し付き合ってくれてるんだよ?

オフのロウが一番暇なんだから文句言わず来てよ〜?』



寝起きなのかまだどこかぼーっとしているロウの顔を覗き込むと、

「俺だって疲れてんだよ」と頬をわしづかみにされてしまった。

力加減がバカなせいで全然痛いんですけど((((













せっかく大人数で買い出しに来たのだから、

役割分担したほうが早いとの結論が出たので

食品担当と日用品担当に分かれて買い物を済ませることになった。


食品の方は料理当番をしてくれることが多いウェンくんに加え、

ライとマナくんがついて行ってくれた。


私はリトとテツくんとロウと日用品を買いに行くことに。



さっきあんなことを考えていたからか、

よりにもよってこの3人とかぁと勝手に気まずい気持ちもあるが。



まぁそんなこと気にしたって仕方ないしね、

とりあえず買い物をさっさと済ませよう。







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気づいたらお星さまに色がついて順位までついておりました…!

皆様のおかげです、ありがとうございます…!

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さくら - 個人的な意見にはなりますが、苗字呼びの方がナカヨシ!!という感じがして好みです❗作者さまのやりやすいように今後も更新していただければ幸いです。 (2月25日 13時) (レス) @page9 id: 93744aa2ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月25日 21時

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