酔っ払い ページ5
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今日は学生時代に仲の良かった友達と夜ご飯を食べに行く日、そこには女の子だけじゃなく男の人もいて源さんは
『本当は行かせたくないけど友達との付き合いを俺が縛る訳にもいかないしなあ』
って源さんの中で様々な葛藤がある中で考えた結果行っていいよと言ってくれた
『飲み過ぎちゃ駄目だよ、ね?いい?』
「はーい!」
『ん、いい返事、よし行ってらっしゃい』
「行ってきます〜」
私を見送る源さんの微笑んだ顔に少し寂しい表情も見えた
「源さん」
クイッと相手の腕を掴んでこちら側に寄せれば軽く口づけをした
『ん?っ、!』
「へへっ、行ってきま〜す!」
耳を赤くした源さんの『あ〜行かせたくね〜!!!!』と言う叫びを背中で受けながら玄関のドアを開け外に出る
このやり取りももう何時間も前の話
「ゔぅ〜…、飲みすぎた…」
『顔真っ赤じゃんA!飲ませすぎでしょあんた』
『だってこいついっつも美味しそうに酒飲むからつい一緒に飲みたくなんだよ〜』
『あんたのペースに付き合わせるな!』
『ごめんって!』
まるで夢の中にいるみたいな感覚で周りで話してる友達の会話さえ、現実かどうなのかも区別できない、ただ感じるのは私の背中を優しく擦ってくれる友達の手の温もりだけだ
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宮本麻衣(プロフ) - リクエストです。志摩さんとチロルチョコゲームかポッキーゲームをする話と源さんにソファで対面座位?の格好みたいになって甘えてそのまま致してしまう話です (2021年3月30日 13時) (レス) id: 3d47ea81cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:金木犀 | 作成日時:2020年11月24日 2時