* ページ2
.
冷蔵庫の中から卵とベーコンを取り出し、油をしいたフライパンの上でまずベーコンを焼いた。ジューと焼ける音が食欲を誘いだし、空腹の私のお腹を鳴らせた。
卵の殻をシンクの角で割り、いい感じの焦げが付いたベーコンの上に落とした。
『たっまご、たっまご、たっまごっちゃん〜』
朝から音符が付きそうなくらいノリノリでハイテンションな私とそうそう出会えることは少ない。ようするに今朝はレアな私と言うわけだ。
『ユウくんの家庭だとどんな味付けなんだろ………なんも考え無しに作ってた、、、卵アレルギーだったらどーしよう!?』
ゴースト「落ち着け落ち着け、多分もうそろそろ起きてくると……」
「ふぎゃぁぁあああああああああ!?」
ん、今の声は……
『今のってグリムの叫び声だよね』
ゴースト「どう考えてもユウくんのじゃ無いだろ〜」
『だよね〜』
布団が燃やされてないといいな〜なんて呑気にゴーストと話していれば、ユウくんたちが2階から降りてきた。
寝癖がついたままで、ぜぇはぁと荒呼吸のグリムを抱えている。その姿を見れば、よく寝れたんだろうなっていうのが伝わってきた。
ユウ「おはようAちゃん」
『おはよ〜ユウくん!朝ごはんは目玉焼きのつもりなんだけどアレルギーは持ってない?味付けはとりあえずシンプルに塩コショウにしといたけど………』
ユウ「うん、アレルギーは無いよ!朝からご飯作ってくれてありがとう!明日は僕がやるよ」
なんて出来た男なんだろう。
お姉さん関心しちゃって、涙が出そうよ。
『ユウくん、君の将来は輝いてるよ』
両肩にぽんっと手を置いて笑えば、ユウくんは頭上にハテナを浮かべ微笑み返してくれた。
『さあ、冷めないうちに食べよ食べよ!』
.
365人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白凪(プロフ) - 桜彩さん» コメントありがとうございます!!現在更新を一旦お休みしていますが、続きの執筆はしておりますのでもう暫くお待ちください!頑張ります! (2020年9月25日 17時) (レス) id: 1e53dde95c (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2020年9月24日 23時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
白凪(プロフ) - 「 」さん» ありがとうございまーす!!この先も夢主ちゃんには沢山の選択しなければならない場面が出てくるかと………!続編も頑張っていきます! (2020年8月27日 13時) (レス) id: 03f781a71d (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - 続編おめでとぉぉぉぉ!!!!!エースくんが出てきて逃げる選択肢取るのはこれから先どうなってくのか楽しみで仕方ない!!! (2020年8月27日 13時) (レス) id: e81c17c75a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白凪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hsn145sfam1/
作成日時:2020年8月27日 3時