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｢え、君たち可愛いね？本当に男の子ー？｣
｢奢ってあげるから、なんか食べいかない？｣
嶺亜と2人でいった服屋の帰り道
ちゃんとフードがついてて、でもダサくなくて涼しいちゃんとした服を嶺亜が選んでくれて
柄にもなくちょっとテンションが上がっていた
なのに、
｢いや、男だってわかってるならそういうこと言わないで貰えます？
俺ら、そういう趣味ないんで
ね、瑞稀？｣
｢…うん、｣
お腹が減って、嶺亜の好きなお店に行こうとして、ちょっと裏道に入ったらチャラそーなお兄さんに話しかけられた。
｢いやいやね？そういうのじゃなくてー
ただ、俺らは可愛いふたりとごはんたべたいだけだって、な？｣
｢そそ、ここら辺あぶねーからさ？｣
普通なら無視すればいいけど
細い道で道を塞がれてしまったからどいてもらうしかなくて
何も言えない俺に変わって、嶺亜が反論してくれている。
嶺亜も沸点低いからすごいイライラして怒ってるのに
小さい嶺亜を舐めてるのか、ヘラヘラ笑いながら流されるだけ
｢…ちょっ｢お前らなにしてんの？｣
意を決して声を出そうとしたとき
間に入るように、金髪の男の人の背中が目の前に現れた
｢涼じゃん！…いやさ？可愛い男の子が二人いたから、ここら辺危ないヤツ多いし俺らが守ってやるよって言ってただけ、だよな？｣
｢お、おう！｣
目の前の男の人はふたりと知り合いみたいで、あ、めんどくさい人が増えた
なんて、考えていたら
｢いや、お前らが危ないヤツだろ？
怖がってるんだからやめとけよ｣
そう言って俺たちを守ってくれた。
そしたら、2人は渋々離れて行った。
｢…あの！ありがとうございます！助かりました！｣
｢ほんとー、君がいなかったら警察呼ぼうかと思ってたもん！ありがとね？｣
振り返った男の人は、
「危ないから、こんなとこ来ちゃダメだよー？｣
｢あ、、、｣
あの日話しかけてきた男の人だった
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
なんか、長くなってしまった、、
35名様お気に入り登録ありがとうございます( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
不定期更新となってしまいますが、これからもよろしくお願いします＜(_ _)＞
続く (更新停止中)
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作者名：るーにゃん | 作成日時：2021年8月5日 11時
