支配権 Ryo × Mizuki (ページ4)

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まだの方はそちらからお願いします＜(_ _)＞

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ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ7月

｢おっはよー！って、また長袖フードだし｣

｢ん、おはよ。別にいいでしょ｣

｢良くない！もう夏だよ？また会った時みたいになるよー？｣

軽い調子で話しかけてくる可愛い男の子

男の子って言ってるけど、俺と同い年で

あの時俺を助けてくれた子

あの後、心配してずっと俺のそばに居てくれる

｢、よし！じゃー、今日講義後に服買いに行こっか！
どーせ、瑞稀は言っても聞かないんだから！｣

｢えー、わかった、、。
でも、服とか自分で買ったことないしわかんないよ？｣

洋服は昔から家の人が買ってきたものを着てたし

今の服もおじさんが｢服ないでしょ？｣っていって、顔を出したくない俺を配慮して買ってきてくれたもの

｢大丈夫！俺、センスいいんだよー？
ちゃーんと似合うの探してあげるから！
フードついてるのだってオシャレで涼しいのだってあるんだから〜、ね？｣

すごい勢いで、約束を取り付けてくる嶺亜は
ちょっと苦手だったけど
全部俺のためだって分かってるから、頷いて予定を立てる

地元にいた時からずっと感じてきた呪縛とは違う
少し温かい気持ち

これがよく本にでてきた、『友達』って存在なんだって、

そう思うと自分が普通の人間だって確認できて

くすぐったいような幸せな気持ちだった。

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お気に入り登録20人ありがとうございます( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )

コンテンツも作者さんも増えて正直誰にも読んでもらえないんじゃないかと思っていたので本当に嬉しいです！！

駄作者の私ですがこれからもよろしくお願いします！