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ep9 ページ10

ミンギside


ミンギ 「おはよう、Aちゃん。」



A 「…ん、」



ミンギ 「今体調どうかな?痛かったり、苦しいところない?」



A 「…コクン」



ミンギ 「分かったよ〜体温と血圧測らせてね。」



A 「…、」



ミンギ 「…体温と血圧終わり。ちょっと点滴してる手見せてね。」



A 「っ、」



ミンギ 「あ、痛いことしないよ、大丈夫。点滴のところ見るだけだから。」





回診の前に、Aちゃんのバイタルチェックや容態を確認しておく。


不安なところはまだまだたくさんあるが、夜に発作が起きたとは思えないほど安定している。






ホンジュン 「おはよう、A」



A 「…せんせ、」



ホンジュン 「うん、先生来たよ。夜、苦しくなって辛かったと思うけど今はどう?」



A 「……ず、」



ホンジュン 「ん?」



A 「み…ず、」



ホンジュン 「水飲みたいの?」



ミンギ 「Aちゃんお水飲む?」



A 「コクン」



ホンジュン 「んー飲みたい気持ちはいい事だけど…診察してから決めようかな。」



A 「…」



ホンジュン 「ミンギにお水持ってきてもらうから、その間に診察しようね。…ってことで、水お願いしていい?」



ミンギ 「分かりました、水持ってきますね。」



ホンジュン 「ありがとう。」





Aちゃんの水飲みたい意欲にホンジュン先生と2人で驚いた。


意欲があることは大事な事だけど急に飲むことで体が追いつかないかもしれないから、まずは診察をしてから。



このまま少しずついい方向に進むといいな、と思いながら水を取りに行った。

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作者名:@ | 作成日時:2023年10月5日 14時

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