ep7 ページ8
サンside
サン 「Aちゃん、お薬吸ってみよっか。」
A 「ハァッ……ハァッ……ゴホッゴホッ」
サン 「ゆっくりでいいよ…大丈夫だからね。」
ヨサン 「A、胸の音聴くよ。痛くないからね。」
A 「ゴホッゴホッ、」
ヨサン 「…しんどいね、もう少しで楽になるからね。」
サン 「ヨサン先生、エコーどうしますか?」
ヨサン 「…やるかな、持ってきてもらっていい?」
サン 「分かりました。」
お母さんと連絡が取れて、面会も出来て少し安堵していたが、日付が変わってすぐ、Aちゃんは軽い発作を起こした。
モニターの警告音が鳴り響いて、ヨサン先生とAちゃんの部屋に急いだ。
落ち着いていたのは薬の効果があったからで、効果が薄れていくと、まだ体はしんどいままだった。
サン 「エコー持ってきました。」
ヨサン 「ありがとう、エコーの準備お願い。ゼリーはこっちでやるから。」
A 「ハァッ……ハァッ……」
ソンファ 「ごめん、遅くなった。」
ヨサン 「ヒョン、これからエコーやるから。」
ソンファ 「分かった。A、エコーするけど痛くないから大丈夫だよ。」
ミンギがソンファ先生に連絡をしてくれて、ソンファ先生が来てくれた。
ヨサン先生とソンファ先生で素早くエコーを進め、すぐに終わった。
サン 「Aちゃん、ゼリー拭き取るね。」
A 「…」
ソンファ 「少しずつ落ち着いてきてはいるけど、まだ時間はかかるね…」
ヨサン 「薬でうまく和らげながら、だね。」
また発作が起きて苦しくならないといいな、そう思いながら夜を過ごして、朝を迎えた。
51人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:@ | 作成日時:2023年10月5日 14時