ep44 ページ45
ホンジュンside
ホンジュン 「検査結果陰性だった。」
ヨサン 「良かった…」
ホンジュン 「でも、そうなると原因がより分からないんだよな〜気持ち的なものかな、とは思うんだけどね…」
ヨサン 「他に症状ないし、薬とか不安なことで体がうまく追いつけなかったのかなって思うけどね。」
ホンジュン 「そうだよね、他に何かないかもう1回聞いて様子見かな。」
朝に検体を提出して結果はすぐ出ていた。
だけど、患者さんの処置や受け入れをしていて昼頃にやっと検査結果を見れた。
ちょうど外来が終わって戻ってきたヨサンと一緒に確認をして、どうするか話をした。
ヨサン 「A、今はどうしてるの?」
ホンジュン 「昼前に行った時は37.3℃で横になって音楽聴いてた。」
ヨサン 「微熱ならだるい感じはするよね。そういえばヒョン休憩行った?」
ホンジュン 「まだ行ってない。ヨサンは?」
ヨサン 「じゃあヒョン先に行ってきて。俺さっき少したべたし、Aのところ行ってくるから。」
ホンジュン 「分かった。これだけやって休憩行かせてもらう。」
ヨサン 「うん。」
時計の針は14時を過ぎていた。
ヨサンのお言葉に甘えて頼まれていた書類を提出してから食堂に向かった。
ホンジュン 「いただきます。」
この時間だと食堂にいる人もそんなに多くないから適当な場所を見つけて座った。
注文した日替わりランチを食べながらAのことや、残りのタスクと予定を考えていると、
ジョンホ 「お疲れ様です、ホンジュン先生。」
ホンジュン 「あれジョンホ先生お疲れ様。今休憩?」
ジョンホ 「はい。一緒に食べてもいいですか?」
ホンジュン 「いいよ、座って。」
ジョンホ 「失礼します。」
声をかけられて横を見ると、食堂のトレーを手にしたジョンホ先生が立っていた。
俺と向かい合うようにして座った。
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作者名:@ | 作成日時:2023年10月5日 14時