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ep37 ページ38

ウヨンside



ウヨン 「Aちゃん眠くなってきた?」



A 「うん、…」



ヨサン 「そろそろお部屋戻るか。もう少しで消灯時間だし。」



A 「…」




ナースステーションにいて、寒かったら困るからということでカーディガンを羽織ってブランケットに包まれていたAちゃん。



暖かくなってきたからかウトウトしていた。




ヨサン 「…A、もしかして寝ちゃった?」



ウヨン 「かもしれないです。」



ヨサン 「A〜ベットで寝よう?」



サン 「Aちゃんここ寝るところじゃないよ〜」



A 「ん、…」



ヨサン 「このまま椅子押していって、部屋まで連れて行った方が早いかもね。」



ウヨン 「じゃあサンと一緒に行ってきますね。」



ヨサン 「うん。ゆっくり気をつけてね。」





ナースステーションからAちゃんの部屋は近いから、キャスター付きの椅子を押して行った方が早いということになった。


途中でバランスを崩したり落ちたりしないように気をつけながらゆっくり移動した。






サン 「Aちゃん着いたよ。ベットに移動しようか。」



A 「…うん、」



ウヨン 「ゆっくり立って、ここに座って。」



サン 「そのまま座っててね…横になっていいよ。」





立ち上がるの補助して、サンにスリッパを脱がせてもらって。


それから体を横にした。




ウヨン 「ここにナースコール置いておくからね。いつでも呼んでいいからね。」



A 「…」



ウヨン 「…本当に寝ちゃったね。」



サン 「だね。このまま朝まで眠れたらいいね。」



ウヨン 「そうだね。」




部屋のドアをそっと閉めて、椅子を押しながらナースステーションに戻った。




ヨサン 「おかえり。A大丈夫だった?」



ウヨン 「はい。横になったらまたすぐに寝てました。」

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作者名:@ | 作成日時:2023年10月5日 14時

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