ep29 ページ30
ミンギside
ミンギ ｢ヨサン先生部屋の準備出来ました。いつでも行けます。｣
ヨサン ｢ありがと、今空いてるから移動するかな。｣
ミンギ ｢分かりました。ユノに声かけてきます。｣
出勤してAちゃんの看護記録を見ると食事を開始していて状態も安定していた。
そして今日、部屋移動の指示があって移動する部屋の準備をしてきた。
ヨサン ｢A、今からベットでお引越しするからね。｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ヨサン ｢ちょっと揺れるから目閉じててね。｣
ユノ ｢点滴もいいよ。｣
ミンギ ｢Aちゃんベット動くよ。｣
A ｢…｣
少し緊張した表情のAちゃん。
ゆっくりとベットを動かして重症個室から出て、斜め向かいのナースステーション近くの部屋に入った。
ヨサン ｢もう少し左かな…うん、いいよ。｣
ミンギ ｢ロックしますね。｣
ユノ ｢Aちゃんお部屋着いたよ〜｣
A ｢…｣
ヨサン ｢揺れたけど気持ち悪くなったりしてない？｣
A ｢…うん、｣
ヨサン ｢良かった。窓あるから久しぶりにお外見えるね。｣
A ｢っ、眩しい…｣
ヨサン ｢あ、太陽すごい当たってたね。ごめん、ごめん。｣
ユノ ｢カーテン少し閉めておくね。｣
無事に終わってやっと外の見える部屋に移動出来た。
重症個室も電気が付いているから暗い訳では無いけど、やっぱり太陽の光や空が見えた方が気持ち的に明るくなる。
ユノ ｢前のお部屋にあるものこれから持ってくるね。｣
A ｢うん｣
ミンギ ｢とりあえずナースコールここに置いておくから何かあったらいつでも呼んでね。｣
ヨサン ｢とりあえず今はゆっくり休んでて。｣
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作者名：@ | 作成日時：2023年10月5日 14時
