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ep10 ページ11

ホンジュンside



ホンジュン 「ミンギがお水持ってきてくれる間に診察しようね。」



A 「…」



ホンジュン 「まずは胸の音聴くよ。楽に呼吸してて〜」



A 「っ、…」



ホンジュン 「A息止めたらダメだよ。痛くないから、楽に呼吸して。」



A 「、…」



ホンジュン 「上手だね、そのまま続けててね。」





昔から聴診の最初は息を止める癖があるA。


声をかけながらゆっくりやればちゃんと出来るのは分かっているから、急かさずに続ける。






ホンジュン 「次はお腹触るよ。」



A 「…」



ホンジュン 「お布団少し捲るね、寒くない?」



A 「コクン」



ホンジュン 「じゃあちょっと押していくね。痛いところあったら言ってね。」



A 「…」



ホンジュン 「…大丈夫そうだね。最後、顔も少し触るよ。」






聴診、触診、貧血やリンパも異常なし。


水を飲んでも問題なさそうな状態だった。





ホンジュン 「ミンギが戻ってきたらお水飲んでみよっか。たくさん飲んだら体びっくりするから少しね。」




A 「うん…」




ミンギ 「お水持ってきました。コップに移して、ストローでいいですか?」



ホンジュン 「ありがとう、それでお願い。Aはミンギがお水持ってきてくれたから飲む準備しようね。」






タイミング良くミンギが戻ってきてストローを差したコップに水を注いでくれた。


少しベットを起こして、酸素マスクを外してからAの口元にストローを当てた。

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作者名:@ | 作成日時:2023年10月5日 14時

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