・ ページ9
ジョンホside
ｼﾞｮﾝﾎ ｢…これで以上になります。質問とか分からなかったところありますか？｣
A ｢…｣
ﾐﾝｷﾞ ｢なんでもいいですよ。｣
A ｢…正直、まだ受け入れられてなくて、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢そうですよね。｣
A ｢手術を受けるっていうのは分かったんですけど……やっぱり、怖いです…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢ミンギ先生は手術をしていますが、僕はAさんのそばにずっといますよ。｣
ﾐﾝｷﾞ ｢ジョンホ先生はもちろん、看護師さんとかそばにいるので安心してください。｣
A ｢…｣
初めての手術は突然やってきて、あと数時間後に行われる。
そんな状況にいるAさんの不安や恐怖はそう簡単に無くなるものではない。
ｼﾞｮﾝﾎ ｢Aさん好きな曲とかありますか？｣
A ｢えっ、…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢実は手術室に好きな音楽をかけられるんです。｣
ﾐﾝｷﾞ ｢手術室独特の雰囲気を和らげるために、患者さんの好きな音楽を流してるんですよ。｣
A ｢好きな…音楽…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢絶対ってわけではないので、無理に考えなくてもいいですよ。｣
A ｢…ATEEZ｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢ん？｣
A ｢わ、私…ATEEZってアイドルが好きで……｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢じゃあそのアイドルの曲かけましょうか。｣
A ｢本当にいいんですか…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢はい。｣
ﾐﾝｷﾞ ｢みなさん結構色んな曲をリクエストしてますよ。邦楽とかクラシックとか…演歌とかもありましたし。｣
A ｢そうなんですね…｣
この病院では患者さんの不安や緊張を和らげるために、手術室に患者さんのリクエスト曲をかけられるようになっていた。
ﾐﾝｷﾞ ｢では手術頑張りましょうね。失礼します。｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢…先生これから休憩ですか？｣
ﾐﾝｷﾞ ｢うん。軽く食べてAさんの手術。｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢じゃあ一緒に行きましょう。｣
ﾐﾝｷﾞ ｢奢ってもらおうとしてない？｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢そんなこと思ってないですよー｣
ﾐﾝｷﾞ ｢絶対嘘だ…まぁいいけど、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢ありがとうございます。｣
部屋を出て廊下を歩きながら話す。
ミンギ先生はご飯が一緒になると文句を言いながらも奢ってくれる優しい先生だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
