・ ページ49
ジョンホ先生
A ｢失礼、します…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢こんにちは、ここ座って。｣
A ｢っ、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢カードもらうね。…吐き気と目眩がしてるんだね。｣
A ｢はい、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢今も気持ち悪い？｣
A ｢はい、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢じゃあこれ渡しておくね。吐いちゃっても大丈夫だからね。｣
来室したのは2年生のキムAさん。
カードには吐き気と目眩の項目に丸がつけられていた。
ｼﾞｮﾝﾎ ｢頭痛は今日から？最近ずっと頭痛かった？｣
A ｢痛い日と…痛くない日が、あって、、今日は目眩もしたから…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢分かったよ。｣
A ｢ｺｸﾝ｣
もう少しでテスト期間だから疲れからきてるのかな、と思いながら来室記録を書いていた時だった。
A ｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢苦しくなっちゃったね、大丈夫だよ。｣
A ｢っ、、ｵｴｯ…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢しんどいね…(撫｣
A ｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…ﾊｧ、ﾊｧ…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢先生いるから、大丈夫だよ…辛いね、｣
A ｢ﾊｧ…ﾊｧ……ｸﾞｽｯ､｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢ちょっと落ち着いたかな？お口ゆすごうか、ここに出していいからね。｣
さっき渡した袋を顔に近づけて、嘔吐してしまった。
嗚咽をあげながら襲ってくる吐き気を必死に逃そうとしていた。
A ｢ｸﾞｽｯ…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢ちょっと楽になった？｣
A ｢ｸﾞｽｯ…ｺｸﾝ｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢それなら良かった。こっちでおやすみしよっか。｣
A ｢ｸﾞｽｯ、｣
もう少し早くベットで休んでいたら少しは違ったかなと後悔しながら、ベットまで案内した。
A ｢ｸﾞｽｯ､…｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢新しい袋、ここにおいておくね。｣
A ｢…ｸﾞｽｯ､｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢…大丈夫だよ。何も気にすることないよ。｣
A ｢、、、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢ゆっくり休んで。また声かけるから。｣
ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ
ｼﾞｮﾝﾎ ｢体調どうかな？教室戻ってもいいし、もう1時間休んでもいいよ。｣
A ｢……休みたい、｣
ｼﾞｮﾝﾎ ｢じゃあまたあとで声かけるね。｣
もう1時間休んで再び声をかけると、来室した時よりも顔色は良くなって、Aさん自身も大丈夫と言って教室に戻っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
