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ウヨン先生
A ｢ｸﾞｽｯ、｣
ｳﾖﾝ ｢Aさん、中入ってもいいかな？｣
A ｢ｸﾞｽｯ…｣
ｳﾖﾝ ｢…心配だから入るね。｣
少し前から生理痛が酷くて、湯たんぽを抱えてベットで休んでいるAさん。
Aさん以外には誰もいなくて、静かな室内からすすり泣く音が聞こえてきた。
ｳﾖﾝ ｢…どうした〜？大丈夫だよ？｣
A ｢ｸﾞｽｯ、｣
ｳﾖﾝ ｢痛いの酷くなってきた？｣
A ｢ﾌﾙﾌﾙ｣
ｳﾖﾝ ｢お話出来る？ゆっくりでいいよ、大丈夫。｣
A ｢……自分だけ、、遅れるのがｸﾞｽｯ、怖くて…｣
ｳﾖﾝ ｢勉強とかに遅れるのが？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢…不安が大きくなっちゃったんだね。｣
A ｢ｸﾞｽｯ、｣
ｳﾖﾝ ｢(撫｣
A ｢なんで…ｸﾞｽｯ、私だけ…、、｣
こうして保健室で休んでいる間にも、教室では授業は進んでいく。
そんなふうに思うと、周りから取り残されていく不安感や焦りが強くなってしまうのもおかしくなかった。
ｳﾖﾝ ｢…友達にノート見せてもらったりはしてるの？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢じゃあどんなことをやってたのか、何となくは分かるんだね。｣
A ｢…でも、、｣
ｳﾖﾝ ｢うん。｣
A ｢ノートだけじゃｸﾞｽｯ、…分からなくて、けど……聞けなくてｸﾞｽｯ｣
ｳﾖﾝ ｢そっか、そっか……例えばの話だけどさ、先生とここで勉強するっていうのは出来る？｣
A ｢…、？｣
ｳﾖﾝ ｢先生、昼休みとか放課後とか空いてる時間あるからさ。その時に一緒に勉強するの。｣
A ｢…先生と、？｣
ｳﾖﾝ ｢うん。それなら出来そう？｣
A ｢…ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢よし、じゃあ決まり。ティッシュで涙拭いて。｣
どうしたらいいかな、と考えていた時にふと思い出した。
他校の養護教諭が集まる会議で、放課後や空き時間に一緒に勉強をしているという先生がいたことを。
ｳﾖﾝ ｢涙止まった？｣
A ｢…はい、｣
ｳﾖﾝ ｢良かった。お腹痛いのはどう？｣
A ｢まだ…｣
ｳﾖﾝ ｢もう少し休んで様子みよっか。｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢また声かけるから、ゆっくり休んで。教えてくれてありがとうね。｣
この日から数日後、Aさんとたまに勉強をするようになった。
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みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
