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ミンギ先生
ﾐﾝｷﾞ ｢っ、!!｣
A ｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、ﾊｧｯ、ﾊｧｯ…｣
ﾐﾝｷﾞ ｢大丈夫、大丈夫。ゆーっくり深呼吸しよう。｣
A ｢ﾊｧｯ、ﾊｧｯ、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢大丈夫だからね。｣
A ｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ…｣
保健室に戻ろうと階段を下っていくと、踊り場に生徒がうずくまっていた。
ﾐﾝｷﾞ ｢ちょっと落ち着いたかな？｣
A ｢…ｺｸﾝ｣
ﾐﾝｷﾞ ｢立てそう？｣
A ｢……っ、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢体ちょっと支えるよ…保健室行こっか。｣
A ｢…｣
ﾐﾝｷﾞ ｢ゆっくりでいいからね、大丈夫だよ。｣
呼吸が落ち着いてきたのを見て、保健室に一緒に行く。
歩いている間も保健室に着いて座ってからも、ずっと俯いたままだった。
ﾐﾝｷﾞ ｢クラスと名前、教えてもらってもいいかな？｣
A ｢……3年、1組…ハンA……｣
ﾐﾝｷﾞ ｢3年1組のAさんね。…どうしてあそこにいたの？｣
A ｢…授業中に苦しくなって、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢うん。｣
A ｢保健室行ったら…先生、いなくて…職員室行こうと思って、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢その間に苦しくなっちゃった？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ﾐﾝｷﾞ ｢分かったよ…ソファーとベットどっちで休む？｣
A ｢……ベット、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢じゃあこっちおいで。｣
3つ並んでいるベットのうちの1つを案内して、来ていたジャケットをハンガーにかけたり、布団を整えたりした。
ﾐﾝｷﾞ ｢じゃあ時間になったら声かけるね。何かあったら先生そっちにいるから。｣
A ｢…先生、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢何？｣
A ｢……先生って……優しいんですね、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢それはどういうこと？笑｣
A ｢…なんか……怖い先生、なのかなって…｣
ﾐﾝｷﾞ ｢怒られると思った？｣
A ｢…ちょっと、｣
ﾐﾝｷﾞ ｢全然怒ったりしないよ。笑…けど、よく言われるんだよね、怖そうって。｣
保健室をあまり利用しない生徒が来ると、クールな感じでちょっと怖そうとよく言われる。
最初はびっくりしたけど今ではもうすっかり慣れた。
ﾐﾝｷﾞ ｢何もしないから安心して、ゆっくり休んで。｣
A ｢ありがとうございます…｣
Aさんの緊張がほんの少しだけ解けたように見えた。
そして、静かにカーテンを閉めた。
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みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
