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サンside
ナースステーションに行くと明らかに何かあったAさんがいた。
話を聞くと車椅子の移乗介助中にぎっくり腰になってしまったみたいだった。
ｻﾝ ｢Aさん、仕事終わったら俺に連絡して。｣
A ｢わかりました…？｣
ｻﾝ ｢じゃあまた後で。｣
あえて何も言わずにナースステーションを出て、医局に戻ってパソコンと向き合った。
そして少し外が明るくなってきた頃、PHSが震えた。
ｻﾝ ｢お疲れ様。退勤した？｣
A ｢はい…あの、何かありましたか…？｣
ｻﾝ ｢あ、そんな心配しなくて大丈夫だよ。通用口のところで待ってて。｣
A ｢分かりました、｣
電話を切ってから急いで着替えて職員通用口に向かった。
ｻﾝ ｢ごめんね、じゃあ行こっか。ついてきて〜｣
A ｢どこに行くんですか？｣
ｻﾝ ｢俺もこのあと仕事ないから帰るの。ついでにAさんも乗せていこうと思って。｣
A ｢いやいやいや、大丈夫ですよ。歩いて帰ります。｣
ｻﾝ ｢絶対にAさん乗らないと思ったから何も言わないでここまで来たんだよ。はい、後ろ乗って。｣
歩くのも辛いのに1人で帰らさせることなんて出来ない。
俺も帰るつもりだったから一緒に送っていこうと思った。
Aさんは遠慮していたが無理やり乗せて家まで送っていった。
A ｢家の前までありがとうございます。｣
ｻﾝ ｢気にしなくていいから。今日休み？｣
A ｢はい。｣
ｻﾝ ｢じゃあゆっくり休むんだよ。お疲れ様〜｣
A ｢本当にありがとうございました。お疲れ様でした。｣
Aさんのことを見送ってから車を発進させた。
数日後
A ｢あ、サン先生。お疲れ様です。｣
ｻﾝ ｢おつかれ〜腰は大丈夫？｣
A ｢はい、お陰様で良くなりました。｣
ｻﾝ ｢良かった、良かった。｣
ｳﾖﾝ ｢重労働はさせないので安心してください。｣
ｻﾝ ｢うん、させたらダメだね。｣
ｳﾖﾝ ｢その辺は任せてください!!｣
A ｢サン先生もウヨンさんも本当にありがとうございます。｣
ｳﾖﾝ ｢困ってる人がいたら助けるのは当たり前だよ。｣
ｻﾝ ｢周りに頼ることも忘れずにね。｣
A ｢はい。ありがとうございます。｣
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みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
