ep7 低血圧 ページ26
内科医 ホンジュン ミンギ
Aside
A ｢っ、…｣
視界が歪んでグルグルと回っているような感覚になる。
思わずその場にしゃがみこんで目をギュッと閉じた。
A ｢はぁ……はぁ……｣
今日は病院に検査を受けに行く日で昨日から緊張して怖くて眠れなかった。
病院にあと少しで着く、と思ったところで急にフラっとした。
A ｢うっ、…｣
?? ｢大丈夫ですか？｣
?? ｢声聞こえますか？｣
優しい声が聞こえてきたけれど、声も上手く出なくて、歪んだ視界が怖くて目が開けられなかった。
?? ｢ちょっとだけ手首触りますよ。｣
A ｢っ、…｣
?? ｢大丈夫ですよ、もうちょっとだけ頑張っててくださいね…｣
そう言うと、どこかに電話をかけているような話し声が聞こえてきた。
?? ｢すみません、お名前言えますか？｣
A ｢…キム……A、です…｣
?? ｢ありがとうございます。…あ、名前はキムAさんだって。……うん、あと、毛布もお願い……じゃあ待ってるね。｣
?? ｢今、他の先生も来てくれるので一緒に病院行きましょうね。大丈夫ですよ。｣
背中をさすってくれて、嫌な感覚と怖い気持ちが少し和らいだような気がした。
それから少しすると電話をしていたと思われる人も来て、私はストレッチャーに乗せられた。
?? ｢痛いところとか辛いところないですか？｣
A ｢……フラっと…して、｣
?? ｢わかりました。…ヒョン、こっちでバイタル測るね。｣
?? ｢うん。Aさん、こっちの腕で採血しますね。チクッとしますよ…｣
A ｢っ、…｣
?? ｢痛かったですね、もう痛いの終わりです。｣
?? ｢今度は指先に機械挟みますね〜｣
片方の腕は血圧のベルトが巻かれて指先に機械が挟まれて、もう片方の腕では採血がされていた。
うっすらと目を開けてみると、白衣を着た人と[内科 キム ホンジュン] [内科 ソン ミンギ]と書かれたネームプレートがまだグルグルの残っている視界に入ってきた。
ﾎﾝｼﾞｭﾝ ｢少し楽になりましたか？｣
A ｢…ｺｸﾝ｣
ﾐﾝｷﾞ ｢寒気とかはないですか？｣
A ｢…ｺｸﾝ｣
伝えたいこと、聞きたいことはいろいろあったけれど気づいたら眠っていた。
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みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
