・ ページ15
Aside
ｳﾖﾝ ｢準備出来たかな？カーテン開けていいですか？｣
A ｢…はい、｣
ｳﾖﾝ ｢失礼します。｣
A ｢…｣
ｳﾖﾝ ｢大丈夫。力抜いて楽にしてたらすぐ終わるからね。｣
そう言うと私と目を合わせてニコッと笑ったウヨン先生。
ウヨン先生もヨサンさんも私が泣いてしまっても、優しく寄り添ってくれた。
だから最後の検査も頑張ろうと思った。
ｳﾖﾝ ｢じゃあタオルめくるね。…もうすこーしだけ服下にずらすね。｣
A ｢っ、…｣
ｳﾖﾝ ｢嫌かもしれないけどちゃんと検査したいからちょっとだけ我慢しててね。｣
A ｢…｣
ｳﾖﾝ ｢じゃあお腹にゼリー塗るね。気持ち悪い感じするよー｣
A ｢っ、｣
ｳﾖﾝ ｢変な感じするよね、ごめんね…｣
少し冷たいローションのようなものがお腹の上に広げられた。
そして、ウヨン先生はボタンを操作すると機械を手にした。
ｳﾖﾝ ｢これプローブって言うんだけど、プローブをお腹に当てていくね。痛くないけど痛かったらすぐ言っていいからね。｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢じゃあ当てるね…どう？痛くない？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢このまま続けていくね。｣
痛くない？大丈夫だからね？もう少しだからね。と声をかけ続けてくれたウヨン先生。
そんな先生のおかげで検査は痛く感じることなくあっという間に終わった。
ｳﾖﾝ ｢検査終わりです、お疲れ様。｣
A ｢…｣
ｳﾖﾝ ｢痛くなかった？大丈夫だった？｣
A ｢大丈夫でした…｣
ｳﾖﾝ ｢良かった〜この後ヨサンさんにまた来てもらうね。先生は診察室で待ってるから終わったら来てください。｣
A ｢ありがとう…ございました、｣
ｳﾖﾝ ｢いーえ。こちらこそ頑張ってくれてありがとうね。｣
ウヨン先生が出ていって数分すると、ヨサンさんが今度は来た。
ﾖｻﾝ ｢失礼します。検査お疲れ様、よく頑張ったね。｣
A ｢…｣
ﾖｻﾝ ｢疲れたよね、そのまま楽にしてていいからね。ちょっとホットタオルでお腹拭くね。｣
ローションのようなものを拭いてくれて服を整えた。
そしてウヨン先生の待っている診察室に行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
