・ ページ14
ウヨンside
ｳﾖﾝ ｢失礼しまーす。遅いからしん、｣
A ｢ごめん、なさい…｣
ｳﾖﾝ ｢ど、どうした??｣
ﾖｻﾝ ｢Aちゃんすっごい頑張ってくれてて、ちょっと怖くなっちゃったみたいで。｣
ｳﾖﾝ ｢そっか、そっか。大丈夫だよ。｣
A ｢ｸﾞｽｯ、｣
いつもなら検査が出来るようになるとヨサンが声を掛けに来てくれるが、いつまで経っても来ない。
心配になって処置室に行くと泣きながら謝るAちゃんの姿があった。
ｳﾖﾝ ｢今日ここに来るまですっごい緊張して怖かったよね。さらに検査もしてね。｣
A ｢、…｣
ｳﾖﾝ ｢採血は出来たのかな？｣
ﾖｻﾝ ｢今、検査にまわしてます。｣
ｳﾖﾝ ｢じゃあエコー検査はまた今度でもいいよ。｣
A ｢…｣
ｳﾖﾝ ｢無理やりやるよりも出来る時にやった方がいいから。今日はもう十分頑張ってくれたからね。｣
A ｢…、｣
ｳﾖﾝ ｢今日頑張るっていうなら先生も一緒に頑張るし、今日は帰ってまた今度でもいいし。どうするかはAちゃんが決めていいんだよ。｣
Aちゃんと目線を合わせてこれ以上怖がらせないように話す。
どの選択肢を選んでもいいんだよ、ということが伝わるように。
A ｢……今日、、頑張りたい、です…｣
ｳﾖﾝ ｢今日もうちょっと頑張っていく？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ｳﾖﾝ ｢分かったよ。じゃあ検査の準備しよっか。｣
きっとここに来るまで悩んで、不安になって今日来てくれた。
だからAちゃんの頑張りと気持ちを無駄にしないようにと思った。
ﾖｻﾝ ｢Aちゃんがこれからエコーするところはこの辺りなんだよね。タオル使っていいから、服ずらせるかな？｣
A ｢ｺｸﾝ｣
ﾖｻﾝ ｢じゃあカーテン閉めるね。｣
ｳﾖﾝ ｢…Aちゃん、採血の時から泣いてたの？｣
ﾖｻﾝ ｢採血の時は無言で痛いとかもなくて、エコーの準備して戻ったらしんどくなっちゃったみたいで…｣
ｳﾖﾝ ｢そっか…｣
処置室から出てきたヨサンからAちゃんの様子や話を聞いた、
Aちゃんが自分で決めたこととはいえ、無理して検査を受けようとしていないか心配になった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 37人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなみ - 読ませていただきました！私も病院苦手ですがATEEZが先生なら通います！ (4月22日 15時) (
レス) @page22 id: 0d66180c72 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - これからも頑張ってください！ (2月16日 23時) (レス) id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - チェさん» コメントありがとうございます☺︎ これからも楽しんでもらえるよう頑張ります!! (2月13日 22時) (レス) id: 31adb23ce9 (このIDを非表示/違反報告)
チェ - 番外編面白！ (2月12日 15時) (レス) @page44 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
@(プロフ) - お湯さん» コメント、リクエストありがとうございます☺︎ 楽しみにしていただき嬉しいです!! 女の子の日そしてPMSも書くので今しばらくお待ちください:) (2月9日 23時) (レス) id: cdf0d8fc09 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：@ | 作成日時：2023年12月12日 21時
