135話 ページ6
リヴ ァイside
俺の腕の中でボソボソと話すA。
顔を除きこむと今にも泣き出しそうな顔だったため、抱きしめる腕の力を少し強めた。
貴「怖かった……不安だった……私よりペ トラのほうが良いのかなって……」
どうやら、俺がペト ラに惚れていると勘違いをしていたらしい。
俺はハァと溜め息をつき、Aのおでこに自分のおでこを当てた。
リ「アホか…てめぇは……俺はお前しか見てねぇけど……」
先日、コイツに渡すプレゼントをペ トラと共に買いに行っていた所を見られたらしい。
リ「お前は俺が信じられねぇか…?」
するとAは俺に抱きつきながらフルフルと頭を横に振った。
貴「違う……私にもっと構ってほしかった……寂しかった…」
最後の方は涙声で良く聞こえなかったが、はっきり聞こえたのは『寂しかった』という言葉。
確かに、ペト ラに頼まれてAにドッキリがばれないようになるべく接触はふせていた。
その行動が逆にコイツを不安にさせていたのだろう。
リ「ったく……お前は俺がいないとダメだな……」
するとAは小さな声で、うん…と呟いた。
まぁ、俺もお前がいなきゃダメ…だかな……
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征遙(プロフ) - 影魅弥@夜桜花火さん» ありがとうございます!(о´∀`о) (2015年3月5日 8時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
影魅弥@夜桜花火(プロフ) - 征遙さん» もちろんです!更新楽しみにしてます! (2015年3月5日 6時) (携帯から) (レス) id: 210ebc90ec (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 稜仔さん» ありがとうございます!長い月日が過ぎてしまい迷惑をおかけしました!待っているというありがたい言葉を貰えただけで私はとても嬉しいです!是非、最終話お読みになってくださいまし。 (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとございます!!長いあいだ更新が出来ない状態で迷惑をおかけしました!申し訳ない!是非、最終話までお付き合いください! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 影魅弥さん» 遅くなって申し訳ない!随分と待たせたしまいました!どうか、完結まで付き合ってくれると嬉しい限りです…! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:征遙 | 作成日時:2014年12月14日 13時