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169話 ページ41

貴方side



こんなの……リヴ ァイの指示を聞く場合じゃない!



すぐさまアンカーを刺し、巨人の元へ向かった。



4体………

いけると思うけど……さすがに奇行種とかがいたらマズイかも……


近くなる度に見えてくる人影……


貴「は?……」


それは、以前まで私の班にいたヤツだった。



貴「チッ……あれほどガスには気を付けろと言ったのに……」


ギュッとグリップを握り手前にいる巨人のうなじにアンカーを刺し、削ぐ……


「ぐわぁぁぁ」

1体を倒したことによって、残りの3体が私に気づいた。



兵「っ!!Aさん!!」


今にも泣きそうな女兵士が私の名前を呼んだ…


その間にも残りの巨人が私に手を伸ばす。


貴「ちょっ………触らないで…」


ザシュッとその腕を切り落とせば、あぁぁぁぁ!!と叫び出す巨人…


その隙にうなじを削ぐ…



あと2体……




近くの壁にアンカーを刺し……………………………




貴「え……………」


その時、ビュオォっと強い風が吹きアンカーが壁に刺さらなかった。



貴「っっ!!!!!」



バンッ!と強く壁にぶつかり地面に落ちた……



すると、やっぱりここで聞こえるのは愛しい人の声で……


リ「A!!!!」


私……どんだけ運良いの…


軋む体に顔を歪めれば、目の前には巨人の手……



貴「っ………触んな……」


動けば身体中の骨が折れたように強烈な痛みが走った…

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征遙(プロフ) - 影魅弥@夜桜花火さん» ありがとうございます!(о´∀`о) (2015年3月5日 8時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
影魅弥@夜桜花火(プロフ) - 征遙さん» もちろんです!更新楽しみにしてます! (2015年3月5日 6時) (携帯から) (レス) id: 210ebc90ec (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 稜仔さん» ありがとうございます!長い月日が過ぎてしまい迷惑をおかけしました!待っているというありがたい言葉を貰えただけで私はとても嬉しいです!是非、最終話お読みになってくださいまし。 (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 夜桜さん» ありがとございます!!長いあいだ更新が出来ない状態で迷惑をおかけしました!申し訳ない!是非、最終話までお付き合いください! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)
征遙(プロフ) - 影魅弥さん» 遅くなって申し訳ない!随分と待たせたしまいました!どうか、完結まで付き合ってくれると嬉しい限りです…! (2015年3月5日 1時) (レス) id: f14efb75aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:征遙 | 作成日時:2014年12月14日 13時

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