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Hokuto
北斗「お母、さん…」
目を覚ますと、すっかり外は明るくなっていました。
見たのことない天井でびっくりしましたが、昨日のことを思い出し、�眞呂�んのお家にお世話になっていたことを思い出した。
大我「おはよう、調子はどう？」
北斗「おはようございます、�眞呂�ん。調子は随分良くなりました」
襖を開けると、そこには�眞呂�んがいた
大我「ちょうど良かった。はい写真」
北斗「え？」
大我「荷物も全部掘り出せたと思うんだけど確認してくれる？」
北斗「ほ、掘り出し？一人で？」
大我「ふふっ、まさか」
北斗「じ、じゃあどうやって…？」
大我「んー秘密」
土砂崩れにクリーンヒットしたあのテントからお母さんの写真と僕の服をどうやって？
大我「じゃあ荷物上に運んじゃうね？」
北斗「え？」
大我「汚い家だけど丁度2階に部屋が空いてるし。改築が終わるまでこの家に泊まるといいよ」
北斗「あ、あの」
大我「部屋、鍵かかるよ？」
北斗「そうじゃなくて」
優吾「あ、北斗くんって家事好き？例えば掃除とか料理とか」
北斗「え？…嫌いでは無いです」
背後から急に現れた優吾さんの問いにそう答えると…。
優吾「いらっしゃい�眞浪箸悄�部屋締め切ってるから窓開けてー！あ、鍵のスペア作らないと」
北斗「待ってください！昨日もお世話になったのにそんな迷惑かけられないです」
大我「松村くん、迷惑なんて思ってないから甘えてよ。それに行く宛もないでしょ？」
そう言われてしまっては何も言い返せません。行く宛てがないのも分かってはいます…。やはり僕にはここしかないんですかね…。そう思うと首を縦に振るしか無かった。
北斗「で、ではご厄介になるならば�眞浪箸離襦璽襪箸�しきたりとか教えてください！」
優吾「いいよ。北斗くんらしくゆっくりやっていけばいいよ。この家で」
優吾さんが提供してくれた部屋はテントより随分広かった。
優吾「やっぱり少し湿気臭いな。大我窓開けて？」
大我「うん」
掃除機を取ってくると部屋を出ていった優吾さん。
そういえばこの家には他の人は住んでいらっしゃるのでしょうか。
�眞呂�んの御両親もお目にかかっておきたいんですが…。
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作者名：真っ黒バード | 作成日時：2022年3月9日 19時
