フルーツバスケット (ページ4)

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Hokuto

？「松村くん！あれは一体どういうことなの！？」

北斗「え、えっと…」

高校の女の子に囲まれております。とっても怖いです…人生で初めてかもしれません…。

？「申し遅れました！私、プリンスタイガ2年代表の皆川素子と申します！」

北斗「は、はじめ…まして、松村北斗です」

素子「そんな事は存じてますわ！！」

北斗「えっと…プ、プリンスタイガ？｣

聞いたことがないです！初めて聞きました。【プリンセスタイガ】なんていつできたんだろ？

素子「プリタイ三原則！！！」

女子1「1つ！王子の私物は盗まない！」

女子2「1つ！王子の自宅に乗り込まない！」

女子3「1つ！話しかける時は常に二人以上で！」

は、はぁ。そんな決まりが髙地くんにあるなんて、知らなかったな…。

素子「プリンスタイガ。それは、我が校に舞い降りた王子を讃え、愛し、守るためのクラブ。松村くん！貴方はそんな規律正しいクラブに、公然と反旗を翻したのです！

さぁ、どうして大我と一緒に登校してきたのか、はっきりきっぱり説明してご覧なさい！！｣

北斗「その、たまたま通りかかって…」

素子「たまたまで許されるなら警察なんていりませんわ！！」

女子1「そうよそうよ！！」

女子2「調子に乗ってんじゃないわよ！」

首元を掴まれて、あ、やばいこのままでは殴られてしまう！そう思った時

？「おい、くだんねぇ因縁付けてんじゃねぇぞコルァ」

素子「ひぃ！な、なんなのです！ヤンキーは直ぐに脅せば済むと思って！」

？「…先輩たち、ほくてぃに何かしたらタダじゃおきませんよ？ﾆｺｯ」

プリンセスタイガの皆さんは逃げて行かれました。

ダメかと思いましたが

北斗「助かりました！紫耀、海人！」

助けて下さったのは、金髪で制服を着崩している紫耀と､笑顔が可愛い海人！僕のお友達です！！

紫耀「よしよし、災難だったなぁ！海人、笑顔で怖いこと言うなよ」

海人「だってあの人たちが悪いんだもん！」

紫耀は僕をぎゅっと抱きしめて、頭をポンポンするのが癖です。まあそれが落ち着くのですがね。