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Hokuto
紫耀「にしてもいい色してんじゃんあの頭。今日子さんの髪の色と少し似てるよな」
確かにあの明るいピンク色の髪は、お母さんの面影を感じさせる。
海人「そう同じ…同じなんだよ！�眞和膕罎�んと同じ感じがするんだよね。これは何？なーんかみんなと違う感じがする」
海人の直感に、僕はビクッと肩を震わせる。幸い誰にもバレることは無かったけど、まさか海人の直感がが当たるなんて…！
樹「…っ！俺にかまうなー！！」
女子1「え！�眞呂�」
そんな話をふたりとしてると、樹さんの方からそんな声が聞こえた。
窓から飛び降りた樹さんを見て、僕は思わず窓に駆け寄りましたが樹さんは見事に着地してそのまま走り去ってしまった。
流石猫って感じですかね…。身体能力の高さすらも干支らしさが出るんですね…と思いつつ、樹さんの後を追った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
北斗「どこ行っちゃったんでしょうか？…」
外を走り回っていると、校舎と校舎の間で影になっている所から微かに声が聞こえた。声が聞こえる方に向かうと、だんだんと声が大きくなってきた。
樹「お前に分かるもんか！俺は勝つ！お前に勝って、れっきとした�眞呂琉谿�になるんだ！もうこれ以上爪弾きにあわねぇ！」
北斗「だ、ダメですー！」
�眞呂�んと言い争いをしていた樹さんが掴みかかるのが見えて、僕は反射的に飛び出して後ろから樹さんに抱きついてしまいました。
案の定樹さんは猫の姿になってしまいました。
北斗「あ、あのごめんなさい…！わざとではないんです…！でもあの！学校で喧嘩はダメです！！」
樹「…っうるせぇよお前は！俺は大我に勝てりゃそれでいいんだ！邪魔すんなよ！何なんだよ！！」
大我「おい樹！」
樹「目障りなんだよ！…あ」
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作者名：真っ黒バード | 作成日時：2022年3月9日 19時
