大好きな君 (ページ4)

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エピソード３ページ4

スタジオに着いてスタッフさんやカメラマンさんに軽く挨拶をして位置に着く。

ｽﾀｯﾌ「はい、じゃあ撮影はじめまーす！！」

スタッフさんがそう言うと急に近くなる高木くんの顔。

俺の頭の中は「綺麗」。その言葉だけでいっぱいになってる。

ｶﾒﾗﾏﾝ「いいね！そのままキスするくらいまで近づいて！」

『へ・・・？////』

高「キスしないように気をつけなきゃね？笑」

そう言って高木くんは綺麗な目を細めて笑う。

『そ、そうだね・・・/////』

お互い顔を近づけ合う。

だんだん近くなっていって・・・

俺は高木くんにキスをした。

ｶﾒﾗﾏﾝ「はい！OK！」

カメラマンさんの声でハッと我に返る。

『ご、ごめん!!////』

慌てて離れてそう言うと・・・

高「ちゅーしちゃったね笑」

そう言って高木くんは笑った。

俺はこんなに照れて焦ってるのに高木くんは動揺もせずに笑ってる。

これって俺に全く恋愛感情がないってことだよな・・・

前からそんなこと分かってた。

分かってたはずなのに・・・

なんで心がこんなに苦しいんだろ。

どうしたら俺だけを見てくれるの・・・？