恋柱の継子は一途な恋をする ４ 【我妻善逸】

招待と後悔　２ ページ7

てか此処、寝室の前なんですけどっ？！

何してんだよ、見るなーーー！！！



善逸：「さっさと、居間に行ってくださいよ！」

宇髄：「ちゃんと布団、片付けられてんな」

善逸：「はぁ・・・？」



この人、何が言いたいんだ？

頭、おかしいのか？

普通、起きたら畳んで片付けるだろっ？！



宇髄：「善逸、お前・・・。ヤったな」

善逸：「っ・・・！」



なっ、なっ、なぁぁぁーーー！！！

何で分かったんだっ？！



宇髄：「その反応、お前・・・。一途恋とヤったのか！ ようやく男になったか〜！」



ハメられた・・・！

俺の反応を見て、楽しんでんなっ？！

くそー、悔しい！



宇髄：「一途恋も遂に、女になったな〜」

善逸：「Aちゃんを変な目で見んな！」

宇髄：「何回、ヤった？」

善逸：「言うわけないでしょっ？！ 馬鹿じゃないっ？！ アンタ、馬鹿だろ！」

宇髄：「はは〜ん。つーことは、一回じゃないってことだな！ お前一体、何回ヤったんだよ？ 元気だね〜」

善逸：「だぁぁぁーーー！！！ さっさと、居間に行けーーー！！！」

宇髄：「へいへ〜い」



もう本当やだ、この人・・・。

宇髄さんと居間に行けば、着いた途端、Aちゃんに絡んで行った。



宇髄：「おい、一途恋。善逸の奴、下手じゃなかったか？」

A：「下手じゃないとは・・・？」

宇髄：「あれだよ、あれ。昨日の夜」

A：「・・・、あっ！ えっ、ちょっ、宇髄さん！ そっ、そんなこと！ 恥ずかしいですーーー！！！」

宇髄：「教えろよ〜」

善逸：「Aちゃんから、離れろーーー！！！」

炭治郎：「昨日の夜が、どうかしたのか？」

宇髄：「こいつらな・・・」

善逸：「言わなくいいですから！ その口、閉じろーーー！！！」

宇髄：「ちぇっ、つまんねー」

A：「うぅ、恥ずかしいわ・・・！」



あー、もう！

宇髄さんの馬鹿、本当馬鹿！

炭治郎と伊之助だけ、来てれば良かったのに！



伊之助：「おい、腹減った！ 何か飯、食わせろ！」



前言撤回・・・。

炭治郎だけで良かったんだ。

伊之助、お前はもうちょっと遠慮というものを覚えろよ！



A：「皆で、ご飯にしようか！ すぐ作って来るね」

伊之助：「よっしゃーーー」

善逸：「はぁ・・・。」



Aちゃんがそう言うなら、仕方ないか・・・。

こんなことになるなら誰も呼ばず、Aちゃんと一日中、愛を育んでれば良かった、と後悔する俺であった・・・。

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