シゲとの甘い日々 【加藤シゲアキ】

構って？ ページ38

Aside



構ってほしい。

シゲに、構ってほしいんです！

最近、釣りにハマっているシゲは、釣りの雑誌を熟読中・・・。



シゲ：「・・・・・・・。」



人の趣味に、邪魔をするのは嫌だ。

私だって、自分の時間が欲しいときもあるから。

隣に座るシゲを、ただただ見つめる。



シゲ：「・・・・・・・。」



今日は、イチャイチャなしか〜。

いや別に、毎日イチャイチャしてるわけではないけど・・・。

う〜ん、暇だな。

久しぶりに、お菓子でも作ろうかな？

甘いものが苦手なシゲでも食べれる、コーヒーゼリーとか！

そうと決まれば、早速取り掛かろう。



シゲ：「・・・・・・・。」



コーヒーゼリーが完成してもなお、シゲはまだ雑誌を熟読している。

はぁ〜。

また、暇になってしまった・・・。

シゲと一緒に、コーヒーゼリー食べたいな。

声・・・、掛けても良いかな？

でもやっぱり、邪魔をしたくないという気持ちが勝ってしまい、完成したばかりのコーヒーゼリーを見つめる。

ボーーー、としながらキッチンに立っていると・・・



シゲ：「うまそう。食って良い？」

A：「・・・、シゲ！」



私のお腹周りに腕を回して、後ろから抱き付いて来たシゲ。

シゲがキッチンへ来たことに、気が付かなかった。



シゲ：「A、あ〜ん」

A：「しょうがないな〜(笑)」



シゲと向かい合わせになり、コーヒーゼリーをスプーンですくって、シゲの口元へと持って行く。

味・・・、どうかな？



シゲ：「美味い。何個でも食べれそう」

A：「シゲのためにいっぱい作ったから、どんどん食べて！」

シゲ：「食って良いの？ んじゃ、食おっと♪」

A：「・・・、えっ？」



シゲに抱きあげられた私は、直ぐに察した・・・。

食べるって・・・

私を食べるってことっ・・・/////？！



シゲ：「構ってほしそうな顔してただろ？ 今からたっぷりと、可愛がってやるから」



私は、その言葉に弱いの・・・/////

だけどさ・・・。

寂しかったから、少しくらい悪態つけちゃダメかな？



A：「散々、私は放ったかされてたのに・・・。シゲ、私とただシたいだけじゃないの？」

シゲ：「図星だけど、ダメ？ って言っても、もう遅いけどな・・・(笑)」

A：「も〜〜〜・・・/////」



私を抱くシゲの首元に腕を回し、その行為を受け止める。

結局は私も、シゲとそういう事を望んじゃってるんだよな〜・・・/////

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