Love Story １４話 ページ15
Aside
慶ちゃんとはぐれて、どれくらいの時間が経ったのか分からない。
数分？
それとも、数時間？
何で携帯、置いて来ちゃったんだろう・・・。
本当、私ってバカだ。
走って来た場所の近くの木に、寄り掛かって腰を下ろした。
このまま、朝になるまで１人？
朝になるまで、あと何時間？
熊に出くわしちゃったらどうしよう・・・。
熊じゃなくても、変な人が居たりしたら・・・。
誰にも、見つけてもらえなかったら？
この山道で、遭難したまんま？
そんな思いが、頭の中をぐるぐると駆け回る。
A：「怖い・・・。」
だんだんと、涙が溢れて来た。
誰か、私を見つけて・・・。
A：「・・・、加藤くん・・・。」
あれ・・・？
私・・・、何で今、加藤くんの名前を？
名前を呟いたと同時に、胸の鼓動が早くなるのを感じた。
そっか・・・。
私・・・、加藤くんのことが好きなんだ。
好きになってたんだ。
A：「私を見つけて・・・、加藤くん・・・。」
草村がガサガサっと、揺れる。
A：「っ・・・！」
私は、瞬時に身構えた。
加藤：「見つけた・・・！ はぁ・・・、はぁ・・・。」
A：「・・・、加藤くんっ！」
草村から姿を現したのは、息を切らした加藤くんだった。
加藤：「良かった〜、無事で・・・。今・・・、俺の名前、呼んだでしょ？」
A：「うん、呼んだ。呼んだよ・・・、加藤くんのこと。加藤くん・・・、来てくれた・・・(泣)」
加藤くんが来てくれたことに安堵し、私は大粒の涙を流した。
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mi-na(プロフ) - よっ君さん» よっ君さん、コメントありがとうございます！ 彼女のことを大切にするシゲが、書きたかったんです！(笑) 最後までご覧になってくださり、ありがとうございました！ (2019年7月11日 22時) (
レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
よっ君(プロフ) - 甘々のシゲちゃんめっちゃ良きでした！！ (2019年7月11日 15時) (レス) id: f8d3cc9ee9 (このIDを非表示/違反報告)
猪谷萌(プロフ) - いえいえ！無理せず頑張って下さいね！ (2019年7月10日 23時) (レス) id: 0c8bb4e7e2 (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 猪谷萌さん» テゴと慶ちゃんを書き終えましたら、書かせて頂きます！ もう少々、お待ちください！ いつもコメント、ありがとうございます！ (2019年7月10日 23時) (レス) id: efcfcb1ed7 (このIDを非表示/違反報告)
猪谷萌(プロフ) - 今度番外編が見たいです！更新頑張ってください！ (2019年7月10日 22時) (レス) id: 0c8bb4e7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi-na
| 作成日時：2019年6月29日 15時
