献身的な君 ２ ページ38
道枝side
道枝：「ご馳走様でした！ ふぅ、お腹いっぱい。美味しかった〜！」
A：「みっちー、気分悪くない？ 大丈夫？」
道枝：「うん、大丈夫！ 逆に元気になったよ」
A：「それなら、良かった〜」
手際よく食器を片し皿洗いをするAに、俺は無性に甘えたくなった
Aの元に行き、後ろからそっと抱き付いて首元に顔を埋める
A：「みっちー、どうしたの？」
道枝：「心細かった・・・」
その言葉だけで理解してくれるAは、誰よりも心優しくて・・・
A：「みっちーが寂しくないように、泊まろうか？」
道枝：「そうしてほしいけど・・・。もうすぐ卒業式だし、Aに風邪が移ったら大変」
A：「じゃあ、夜に寝ながら通話しよ？ もちろん気分が良くなかったら、しないで寝てもらって大丈夫だから」
道枝：「ううん、しよ通話。それと、今日はAのこと家まで送れないから・・・、暗くならない内になるべく早めに帰ってね」
A：「うん、分かった」
道枝：「Aが帰るまでは、俺の側にずっと居て・・・」
A：「もちろん、側に居るよ」
本当ならキスをしたいけど今は出来ないから、その代わりにAを目一杯抱きしめた
ベッドに戻った俺は、すぐに眠ってしまったようだ・・・
次に目を覚ましたのは夕方の１６時で、ちょうどAが帰る準備をしていた
A：「みっちー、そろそろ帰るね」
道枝：「うん」
玄関先までAを見送るため、起き上がる
道枝：「気を付けて帰ってね」
A：「うん、ありがとう。じゃあ、お邪魔しました」
道枝：「A、待って」
Aの腕を掴み引き留めた俺は、優しく抱きしめた
道枝：「最後に少しだけ」
A：「うん」
道枝：「ねぇ、A。今度からは『お邪魔します』じゃなくて・・・、『ただいま・おかえり』って言ってほしいな」
A：「良いの？ ちょっと図々しいような・・・」
道枝：「俺が言ってほしいから良いの〜！ それに、ちょっとでも同棲してる気分を味わいたい」
A：「んふふっ、分かった」
今でも少しずつ、この家にAの物が増えている
２枚ずつある食器や、お泊まり用の衣服、洗面台には２つ並んだ歯ブラシ
これからも、Aの私物やお揃いの物をこの家に増やしていこうよ・・・
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近藤美沙(プロフ) - ありがとう嬉しいよ (11月20日 20時) (
レス) @page25 id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 近藤美沙さん» コメント、ありがとうございます！沢山の作品の中から、ご覧頂きありがとうございます！楽しんで頂けたようで、良かったです！ぜひまた、いつでも読み返して見てくださいね！ (11月19日 16時) (レス) id: ea319e6054 (このIDを非表示/違反報告)
近藤美沙(プロフ) - 良かったよ (11月19日 15時) (レス) id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
近藤美沙(プロフ) - 道枝くんの憧れるよ (11月19日 15時) (レス) @page25 id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 優衣さん» 優衣さん、完結後もコメントありがとうございます☺️レジャーシートの上で、みっちーに微笑まれる世界線に生まれたかった作者です(笑)なので、作りました👍🏻 ̖́- (11月10日 19時) (レス) id: ea319e6054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi-na
| 作成日時：2023年10月9日 23時
