サプライズ ２ ページ32
道枝side
Aとイルミネーションを観た後、泊まる旅館に着いた俺たちは・・・
部屋に荷物を置いてから直ぐに、お互い温泉に入りに行った
一足先に部屋に戻った俺は、Aが戻って来る間に色々と準備を・・・
本当のサプライズは、これからだよ
道枝：「温泉どうだった？ リラックスした？」
A：「うん、凄く気持ち良かったよ」
道枝：「それなら良かった！ A、おいで」
A：「うん」
２つ並んだ布団の上でAを呼び、少し恥ずかしそうに俺の隣に腰を下ろした
頬が赤いのは、お風呂上がりのせい？
それとも・・・
旅館の浴衣姿のAに、俺もドキドキしちゃってる・・・
道枝：「A、手だして？」
A：「手？ ・・・、はい」
差し出されたAの手のひらに、俺はリボンが掛かった小さな箱を置いた
道枝：「はい、プレゼント」
A：「えっ・・・！」
道枝：「開けてみて？」
A：「うっ、うん！ ありがとう」
ゆっくりとリボン解き、箱から中身を取り出したAは・・・
A：「・・・、鍵？」
道枝：「うん、俺が１人暮らしをする家の鍵。先週、親と決めて来たんだ」
A：「良いの・・・？ こんな大事な物を私が持ってても・・・」
道枝：「もちろん。大学生になったらさ、いつでも俺の家に泊まりに来てよ」
A：「みっちー・・・、ありがとう」
道枝：「A、泣いてるの？」
A：「これはっ、嬉し涙だから心配しないで・・・！ 何だろう・・・、みっちーの未来にちゃんと私が居るんだと思うと・・・、嬉しくなっちゃって」
道枝：「うん、居るよ。何年先だって、俺の隣にはAが居る。居てくれなきゃ、俺が困るよ」
Aの頬に伝う涙を優しく拭う
A：「みっちー、ごめんね。私、プレゼントも何も用意してなくて・・・」
道枝：「俺が無くていい、って言ったんだから良いんだよ。それに、今からたくさん貰うから」
その潤んだ瞳に吸い寄せられるように、口付けを交わした
それが、始まりの合図・・・
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近藤美沙(プロフ) - ありがとう嬉しいよ (11月20日 20時) (
レス) @page25 id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 近藤美沙さん» コメント、ありがとうございます！沢山の作品の中から、ご覧頂きありがとうございます！楽しんで頂けたようで、良かったです！ぜひまた、いつでも読み返して見てくださいね！ (11月19日 16時) (レス) id: ea319e6054 (このIDを非表示/違反報告)
近藤美沙(プロフ) - 良かったよ (11月19日 15時) (レス) id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
近藤美沙(プロフ) - 道枝くんの憧れるよ (11月19日 15時) (レス) @page25 id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 優衣さん» 優衣さん、完結後もコメントありがとうございます☺️レジャーシートの上で、みっちーに微笑まれる世界線に生まれたかった作者です(笑)なので、作りました👍🏻 ̖́- (11月10日 19時) (レス) id: ea319e6054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi-na
| 作成日時：2023年10月9日 23時
