文化祭 ２ ページ23
Aside
先程、みっちーから受け取ったたこ焼きをベンチに座りながら結衣ちゃんと食べる
他にも、フライドポテトや果物入りのサイダーなどを買い込んで、文化祭の出し物を楽しんでいた
結衣：「ねぇ、A。これ食べ終わったら昨日、行けなかったお化け屋敷に行こう！」
A：「怖くないかな？ 大丈夫だよね・・・？」
結衣：「所詮、高校生が作ったお化け屋敷なんて、怖くない怖くない」
そう思い込んで、いざ入ってみたら・・・
とんでもなくクオリティーの高いお化け屋敷で、結衣ちゃんと一緒になって騒ぎ散らかした
結衣：「次は、何処に行こっか〜」
A：「ヨーヨー釣りとか、射的とかかな？」
結衣：「良いね〜、行こう」
斉藤：「ねぇ、Aちゃん！ 今、良いかな？」
名前を呼ばれ振り向くと、そこには修学旅行でみっちーと一悶着を起こした斉藤くんが居た
今年はクラスが違ったから、関わりが減ってホッとしてたのに・・・
どうしてまた、声を掛けて来たの？
斉藤：「Aちゃん、話したいことがあるんだ！」
A：「・・・・・。」
結衣：「Aのこと、気安く名前で呼んでんじゃねぇよ。あぁん？」
斉藤：「えっ・・・、怖っ」
結衣ちゃんは私を抱きしめながら、斉藤くんに楯突いた
凄く嬉しいんだけど結衣ちゃん、元ヤンが出てる出てる・・・！
斉藤：「もう一度オレに、チャンスを頂戴！」
A：「えっ・・・？」
結衣：「はぁ？ それ、どういう意味・・・」
斉藤：「文化祭が終わったら、西校舎の空き教室で待ってるから！ 絶対に来て、お願い！」
そう言って斉藤くんは、走って行った
『もう一度チャンスを頂戴』って、それって・・・
私はあの日から斉藤くんに会うのが怖くて、学校でもなるべく避けるように過ごして来た
だから今日のも嫌だ、行きたくない
沈んでいく気分と震える身体に、楽しかった文化祭が急に楽しくなくなった・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
近藤美沙(プロフ) - ありがとう嬉しいよ (11月20日 20時) (
レス) @page25 id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 近藤美沙さん» コメント、ありがとうございます！沢山の作品の中から、ご覧頂きありがとうございます！楽しんで頂けたようで、良かったです！ぜひまた、いつでも読み返して見てくださいね！ (11月19日 16時) (レス) id: ea319e6054 (このIDを非表示/違反報告)
近藤美沙(プロフ) - 良かったよ (11月19日 15時) (レス) id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
近藤美沙(プロフ) - 道枝くんの憧れるよ (11月19日 15時) (レス) @page25 id: a958f28faf (このIDを非表示/違反報告)
mi-na(プロフ) - 優衣さん» 優衣さん、完結後もコメントありがとうございます☺️レジャーシートの上で、みっちーに微笑まれる世界線に生まれたかった作者です(笑)なので、作りました👍🏻 ̖́- (11月10日 19時) (レス) id: ea319e6054 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mi-na
| 作成日時：2023年10月9日 23時
