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26話 ページ28

朝の6時、目が覚める。
今日から、転入する高校の名前は帝丹高校。

先週、蘭ちゃんに電話したところ、同じ高校だということが判明した。
そして、同じクラスになれたら良いなと思いながら、学校の支度を始める。

気が付くと7時30分になっており、家を出た。


降谷:「おはよう、A」

A:「おはようございます!」


ベルモットお姉さんの計らいで、学校の行きはバーボンに頼んだから、と聞かされた。
少し心配性では? ・・・と思ったけど、私の命を守るためにしてくれてるわけだから、何も口出しは出来ない。

零さんの車に乗る。


降谷:「制服姿、初めて見るよ・・・。 まだまだ、Aは若いな・・・(笑)」

A:「零さんだって、若いじゃないですか・・・!」

降谷:「俺がか?! もう、29だぞ・・・。」

A:「・・・、っえ(汗)」

降谷:「何だ、その顔は・・・?」

A:「童顔・・・、ですね(笑)」

降谷:「悪かったな、童顔で・・・!」

A:「ふふっ・・・(笑)」

降谷:(調子狂うなぁ〜・・・、はぁ〜)


零さんが降谷零のときは、自分のことを俺呼びしたり、敬語じゃなかったり、安室透やバーボンのときとは大違い・・・(笑)
何だか新鮮でドキドキしちゃうなぁ〜!

どんな零さんでも好きだけど・・・/////
って、私、本人が隣に居るのに朝から何を考えてるんだぁ〜/////!!!


降谷:「・・・・・? 百面相してるが、どうしたんだ?(汗)」

A:「い、いえ! なっ、何でもないですよ・・・/////!!!」

降谷:「そ、そうか。ならいいけど。ほら、着いたぞ?」

A:「あっ、ありがとうございます!」


零さんの車から降りるなり、蘭ちゃんに会った。


蘭:「Aちゃん! と、安室さん!」

A:「おはよう、蘭ちゃん!」

蘭:「おはよう! Aちゃん、安室さんと仲良くなったの?!」

A:「えっとぉ〜・・・(汗)」


こ、困ったな・・・。何て言おう・・・。


安室:「実は、蘭さん達には秘密にしていたのですが、Aさんとは前から知り合いだったんですよ〜(笑)」

蘭:「そうだったんですか〜?! ビックリ・・・!」

A:「あはははっ・・・(汗) あっ、蘭ちゃん、一緒に行ってもいいかな?」

蘭:「うん、もちろんよ〜♪」

降谷:「行ってらっしゃい」

A:「はい、行ってきます!」


零さんに見送られ、蘭ちゃんと一緒に正門をくぐった。

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作者名:mi-na | 作成日時:2017年5月13日 20時

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