18話 ページ20
少し肌寒くなってきたころ。1人で東京に訪れていた。
久しぶりに零さんに会おうと、ポアロまで来た。
しかし、あいにく今日はお休みだったらしい・・・。
注文したレモンティーを見つめながら、肩を落とした。
そろそろ、ポアロを出ようと思ったとき・・・、
コナン:「Aさん! こっちに来てたんだね!」
A:「コナンくん!」
コソッ
コナン:「こっちに来てる理由って、組織になにか動きがあったの?」
A:「いいえ。ありませんから、大丈夫ですよ!」
コナン:「そっか・・・、良かった」
私がここにいたから、驚いたよね・・・(笑)
光彦:「ちょっと、コナンくん! 急に走って戻るから、ビックリするじゃないですか〜!」
元太:「そうだぞ、コナン!」
コナン:「あっ、わりぃ・・・(汗)」
歩美:「あれ? コナンくん、このお姉さんはだ〜れ?」
コナンくんと同じぐらいの子が3人、私のことをじっと見ている。
コナン:「あ〜、えっと、蘭姉ちゃんのお友達なんだ!」
A:「増藤Aです!」
歩美:「私の名前はね、吉田歩美って言うの!」
光彦:「僕は、円谷光彦です!」
元太:「俺は、小嶋元太だぞ!」
A:「歩美ちゃん、光彦くん、元太くん! よろしくね♪」
3人は、コナンくんが小学1年生の姿でできたお友達らしい。
てことは、この子達は本当に小学1年生なんだね(笑)
歩美:「蘭お姉さんのお友達ってことは〜、Aお姉さんも高校生なの〜?」
A:「うん、高校2年生だよ! 本当は、大阪に住んでるんだけど、たまたまこっちに来てたの! コナンくんとは、ちょっとした知り合いなんだ(笑)」
光彦:「そうだったんですか〜!」
元太くんは、メニュー表と睨めっこをしていた。
元太:「なぁ、ねぇーちゃん! うな重おごってくれよぉ!」
A:「うっ、うな重?!」
うな重という言葉を聞いて、すぐさま財布の中を確認した・・・
光彦:「ダメですよ! 元太くん!」
歩美:「そうよぉ〜! Aお姉さんが困ってるじゃな〜い!」
コナン:「Aさん・・・、真に受けなくていいから(苦笑)」
A:「え、あっ、そっか・・・!」
元太:「ちぇ〜・・・。」
財布を鞄にしまう。真に受けてしまった・・・。
というか、ポアロにうな重はなかったよね・・・(汗)
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作者名:mi-na | 作成日時:2017年5月13日 20時