検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:43,562 hit

010 ページ10

.







お礼って……

私の家ってこと?

むりむり

汚しちゃうってことでしょ?





「 お帰り、早かったな 」


「 人参とキャベツとウインナー、ピーマンと卵、チャーハンを味付けるやつ買ってきた 」


「 キャベツも買ってきたのか 」


「 うん。なんとなく? 」


「 よし、じゃあ作るか。 」






それから20分後……






「 ……本当にお前、料理下手くそだな 」


「 いいじゃん、時間かかっても完成したんだし。 」


「 ぐちゃぐちゃになったけどな。 」


「 食べられればそれでいいの。 」





いちいち面倒だなぁ

見た目が悪くても、美味しかったらいいじゃん

それに、山田が教えてくれたんだから美味しいに決まってる。






「 ……美味しい! 」


「 まぁ、初料理にしては上手なんじゃね? 」


「 やばい、私才能あるかも 」


「 俺がついていればな。 」


「 ……そうですねー 」


「 そう怒るなって。
  ……じゃ、お腹がいっぱいになったところで。
  こっちも、満たさなきゃな。 」







夜じゃないけど、

まだ正午過ぎだけど

私たちにとっての"夜"が始まった

011→←009



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
290人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:haruno | 作成日時:2017年10月14日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。