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「 ……好きだ、A 」
久しぶりに、名前を呼ばれた
Aって、
それが、すごく嬉しかった。
「 どうしようもないくらい、大好きだ
今までずっと言えなくて、今しかないって思った。 」
「 ……すき、 」
「 俺と、付き合ってください……!
………え? 」
「 好き、好き、大好き
山田のこと、好き、大好きなの 」
「 A…… 」
「 壊れるくらい好きなの、大好きなの
身体だけの関係じゃなくて、心でもつながりたいってずっと思ってた、それくらい、大好きなの 」
初めて、
本当の気持ちを伝えられた。
目を塞いでいっちゃったから、思うがまま言っちゃったから、
君は今、どんな顔してるのかな
「 …A、好きだよ 」
「 …私も、 」
「 ほら、目、開けて?
大丈夫だから。 」
「 んっ… 」
「 かぁわいい、
……ねぇ、もうめちゃくちゃにしていい? 」
「 …仰せのままに。 」
恋人として、
はじめて身体が繋がった。
ちゃんとした愛のある行為をした。
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作者名:haruno | 作成日時:2017年10月14日 17時