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you side
幼稚園の頃
同じ園の親たちは、有名会社の一人娘で、ずば抜けて力があった私の家との子ども同士の争いを避けたくて
�霤弔気鷭蠅里�子さんとは関わったら駄目。と子どもたちに言っていたようで年長になっても友だちはできなかった。
両親が知り合いで生まれた時から一緒にいる大毅が唯一の友だちで、一人でいると傍にいて一緒に遊んでくれた。
そんな私の日常を変えてくれたのは彼だった。
その日は大毅が風邪で休みで話し相手もおらず一人で絵を描いていたら
「なにかいてるの」
突然、後ろから聞こえた声に驚きビクッと肩を震わせた。
ふふっと笑い声がして、振り返ると
私より少し背の大きくて、くりくりとした目をした可愛い男の子が立っていた。
大ちゃんと同じくらいかな
「ぼく かみやまともひろ！ おなまえなに？」
『…はまだA』
小さく呟いた名前を嬉しそうに呼び、
「Aちゃん！いっしょにあそぼ！」
そう言って強引に手を引き走り出した。
親の店舗拡大で引っ越してきた彼は、私のことを腫れ物扱いする先生や保護者、関わらないようにと避ける他の子には目もくれず、ー番に話しかけてくれたらしい。
その日から登園すると毎朝、Aちゃんあそぼ と誘ってくれた。明るくて誰とでも仲良くなれる大毅はすぐに打ち解け気がつけば私たちはいつも一緒にいた。
毎日、幼稚園に行くのが楽しみになった。
明るくて人気者の2人と嫌われ者の私。
社長令嬢でもなく
お嬢様でもなく
ひとりの女の子として接してくれる2人が大好きだった。
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のん(プロフ) - snow whiteさん» わぁー😭ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥹更新頑張ります (3月5日 12時) (
レス) id: 8e0d3b7125 (このIDを非表示/違反報告)
snow white(プロフ) - すごく素敵な引き込まれるお話ですね！！更新楽しみにしております！！🫶🥹 (3月1日 10時) (レス) @page41 id: 23fa265d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年7月12日 15時
