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you side
今日は怪我をしている神山に変わって運転手がいるから彼は私の隣に座った。いつでもどこでも執事と同じ時間を共にする。
だからこそ変化にも敏感で朝からチラチラと私の様子を伺っていた。
しばらくして見えてきた校門前の人だかり
人混みの中でも目立つ3人。
会いたいのに 会いたくない
神｢お嬢様、｣
『大丈夫』
神｢·····いってらっしゃいませ｣
小｢来た！｣
藤｢おはよ｣
重｢よっ！｣
いつもと変わらない朝、大好きな友だち。
でも今の私には胸を締め付けるだけ。
『·····おはようございます』
小｢A？｣
目を合わせないようにして3人の前を通り過ぎる。
重｢なんかあったんか？しんどい？熱あるんか？｣
急に冷たい態度を取った私に困惑した様子で聞いてくる。
私のことを一番に気にかけてくれるところ昔から変わらなくて余計に胸が痛んだ。
『大丈夫です』
小｢なんか嫌なことでもあった？｣
『大丈夫ですから』
藤｢ちょっ、どこ行くねん｣
『もう私に関わらないで！！』
流星に掴まれた手を振り払うと彼らは驚き悲しそうな目を向ける。
『·····ごめん』
校舎とは反対の方向に走った。
私がいるとみんな不幸になる
だからもう誰とも関わらない
でもこれが正しいは分からなかった
どうしたらいいのか分からなくて流れそうな涙をぐっと堪える
親友を傷つけた人間に涙を流す資格なんてないから。
少し行くと見知った顔が心配そうにこっちを見ていた。
『····神山』
神「帰りましょう」
彼は私の手を引き少し離れた所に止まっている車へ向かい
運転手にバレないようにか繋いだ手を背中に隠ようにして歩く。
その日初めて学校をサボった。
合わせる顔がなくて
体調不良を理由に学校を休み1週間が経った頃。
ｺﾝｺﾝ
神｢はい｣
使用人｢失礼します。お嬢様にお客様がお見えです｣
『私？』
平日の昼間に私への来客は珍しい。
玄関に向かうと私服姿の彼が立っていた。
『大毅·····』
重｢おう 元気か｣
『うん 心配かけてごめん』
彼は神山の包帯している手を見て顔をしかめる。
重｢今ええか、？ ちゃんと話したくて｣
『·····私の部屋でよければ』
そう言うと少し安心したように微笑んだ
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のん(プロフ) - snow whiteさん» わぁー😭ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥹更新頑張ります (3月5日 12時) (
レス) id: 8e0d3b7125 (このIDを非表示/違反報告)
snow white(プロフ) - すごく素敵な引き込まれるお話ですね！！更新楽しみにしております！！🫶🥹 (3月1日 10時) (レス) @page41 id: 23fa265d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年7月12日 15時
