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you side
『ん、』
目を覚ますと車の中だった。
神「お身体は大丈夫ですか？」
『うん。助けに来てくれてありがとう』
神「ご無事でなによりです」
「ごめん」
神「謝らないでください お嬢様を守るのが執事の役目ですから」
神山のことだから心配して影からずっと見守ってくれたんだろう。
それでもあの人混みの中から見つけ出してくれたのはさすがだ。
ということは大毅とのことも見てたはず
でも神山は何も言ってこなかった。
『ありがとね』
そう言うとミラー越しに彼が微笑む様子が伺えた。
大毅のプレゼントどうしよう､､せっかく望と買いに行ったのに
取り出そうと鞄の中に手を伸ばすが
··········ない
もしかしたらあの時､､
あー最悪。
中にはプレゼントと小さな手紙も入っていた。
名前書いてないし拾った人が売るなり私物にするなりしてくれたらそれでいいや。
それにしてもあれは何だったんだろう。
神山に助けられた瞬間に頭に流れたあの記憶。
男の子が2人。
顔は見えなかった。
幼稚園の頃、同じようなシチュエーションはあった。
でもあの時助けてくれたのは大毅でその場にいたのは彼だけだったはず。
記憶の一部分が抜け落ちたような不快感を覚える。
あれは一体誰なのか。
私が忘れている記憶なのか。
はたまた空想の出来事なのか。
考えても答えは見つからない。
そのせいで '' 彼 '' を苦しめているなんて知らずに。
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のん(プロフ) - snow whiteさん» わぁー😭ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥹更新頑張ります (3月5日 12時) (
レス) id: 8e0d3b7125 (このIDを非表示/違反報告)
snow white(プロフ) - すごく素敵な引き込まれるお話ですね！！更新楽しみにしております！！🫶🥹 (3月1日 10時) (レス) @page41 id: 23fa265d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年7月12日 15時
