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you side
「「「『 せーの 』」」」
98点。90点。79点。65点。
小「はいAと流星補習決定〜！」
藤「俺のなつやすみ·····」
『あと一点やったのに·····』
重「あほー！」
私たちの学校は日本有数の進学校ってこともあって80点以下は補習という決まりがある。
小「でもAが補習って初めてじゃない？」
『たぶん桐山先生の採点ミス。』
重「お？じゃあ照史に言いに行くか？」
『言っても無駄やからやめとく。』
原因は分かっていた。
ひとつは恋煩い。
もうひとつは執事が変わった影響だろう。
いまだに勉強は大嫌い。
それでも毎回高得点を取れていた理由は家庭教師の他に中間からスパルタな指導を受けていたからだろう。
彼は勉強が得意で教え方が上手やったけど
神山は苦手のようで教えるなんてもってのほか
「ケーキでも食べて休憩しましょう！」って甘やかすもんだからサボりすぎた結果、初の補習を受けることになった。
小「ってことは夏祭り行けるのは俺としげだけかー」
『え？！』
待って、補習期間ってそんなに長いの､､､
藤「残念。それまでには補習終わってるで」
よかった、
流星の言葉にそっと胸を撫で下ろす。
小「じゃあ今年も4人で行くか！」
いや、よくない
このままじゃ2人で行くはずだった予定が無くなってしまう
なんて言おうか悩んでいると
重「俺、今年はAと二人で行く」
隣から聞こえてきた声に顔を向けると目が合ってしまい思わず顔を背ける。
重「えっ、嫌やったん、？」
『嫌じゃない！全然いやじゃない！』
流星と2人かよって残念そうな望の声が聞こえてくるけど
心臓の音がうるさすぎてそれどころじゃない、
もしかしたら大毅も私のこと····って淡い期待を抱く。
重「あっそうや夏祭りのあと飯いかん？」
え！うそ！嬉しい！どこいく？！何食べる？！
という全ての感情を抑え
『別に行ってあげてもいいよ』
重「なんやねんそれ笑」
ほんと私って可愛くない。
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のん(プロフ) - snow whiteさん» わぁー😭ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥹更新頑張ります (3月5日 12時) (
レス) id: 8e0d3b7125 (このIDを非表示/違反報告)
snow white(プロフ) - すごく素敵な引き込まれるお話ですね！！更新楽しみにしております！！🫶🥹 (3月1日 10時) (レス) @page41 id: 23fa265d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年7月12日 15時
