11 ページ11
you side
休日
望と一緒にアクセサリーショップに来ていた。
目的は大毅の誕生日プレゼント選び。
彼は普段アクセサリーなんて付けないけど
プレゼントだったら付けてくれるかもって淡い期待を抱いて。
『全部可愛い、可愛すぎる』
小「Aの財力やったら全部買えるやろ」
『厳選して決めた一つをあげたいの！
んーこっちの方がいいかな、でもこれも似合いそう』
小「優柔不断やな
あ、これは？」
望が指さしたのはシルバーのブレスレット。
細身のシンプルなデザインだけど細部までこだわって作られてた。
『·····これにする』
·····
『お待たせ』
店先で待ってくれていた車に乗り込む。
神「いい物買えましたか？」
『買えたよ〜望のおかげでね』
小「しげが気に入るかは分からんけどな」
『私も一目惚れしたし。
あっそうだ はい、これ』
大毅のプレゼントとは別に買った紙袋を渡す。
神「え？私にですか·····？」
『遅くなったけど誕生日プレゼント。私の執事になった初日が誕生日だったんでしょ？言ってくれたら当日にお祝いしたのに』
神「·····どうしてご存知なんですか、」
『淳太から''ご迷惑おかけします''って内容の手紙が来てそこに書いてた』
神「中間さんが·····」
『開けてみて』
神「わぁすごい」
『仕事ではアクセサリー付けれないけど神山だったら絶対似合うだろなって思って』
選んだのはゴールドのクロスピアス。
これを見た瞬間、神山の顔が浮かびいつの間にか手に取っていた。
神「本当にありがとうございます！！すっごく嬉しいです！！！」
満面の笑みで喜ぶ姿はまるで子どものようで可愛くて。
あれ
この光景なんか見たことある気がする
小「なぁ俺のは？ー番誕生日近いの俺なんですけど！1週間前！」
『はいはいあるよー今日それ渡したかったから呼んだのもあるし。はいどうぞ』
小「え！まじ？！
うわ！めっちゃ可愛い！こんな靴欲しかってん！」
『毎日そのサイト開けてるからさすがに分かるよ笑』
大毅へのプレゼントは祭りの日に渡すつもり。
大毅もこんな風に喜んでくれるといいな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 412人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - snow whiteさん» わぁー😭ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです🥹更新頑張ります (3月5日 12時) (
レス) id: 8e0d3b7125 (このIDを非表示/違反報告)
snow white(プロフ) - すごく素敵な引き込まれるお話ですね！！更新楽しみにしております！！🫶🥹 (3月1日 10時) (レス) @page41 id: 23fa265d2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のん | 作成日時：2023年7月12日 15時
