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コンコン
扉をノックされた音で目を覚ます。
横山くんと話していたらいつの間にか眠ってしまっていたみたいで体には綺麗に布団が掛けられていた。
返事をするとおでこにガーゼが貼った彼が
申し訳なさそうにゆっくりと部屋に入ってくる。
時計を見ると面会時間も過ぎてたし他のメンバーは帰ったんだろう
重岡「ごめん寝てた？」
『ううん、大丈夫。 それ､痛そう』
重岡「あーこれ？こんなんかすり傷や」
そう言うとガーゼを剥がしながらベットの横にある椅子に腰を下ろした。
重「……みんなで話し合って、ドラマはどうにもできひんけど
それ以外の仕事減らしてツアーに集中することにした。」
『……そっか』
重「心配かけてごめん、でもツアーだけはなんとしても成功させたいから」
『…うん…絶対成功させてね』
重「あほ お前もくるんや」
『そんなん今の私じゃ踊れへんしそれどころかステージになんて立てへん、』
重「やから見に来い。そんで俺らのアホさ見て笑え」
『どういうことよ笑』
重「最近のお前ちゃんと笑えてない」
『…それはお互い様やけどな』
重「じゃあお互いお腹抱えるくらい笑おうや お客さんのこともAのこともいっぱい笑わしたるから」
『………絶対に行くから。』
重「絶対来いよ」
ツアー初日は１ヶ月後。
それはアメリカに旅立つ日。
場所は大阪城ホール。
今の状態で''絶対行ける''なんて保証は無い。
それはたぶん大ちゃんも分かってる
でも絶対に、絶対になんとしてでも行きたかった。
生きる意味がちゃんとわかる気がするから。
そして
私の戻る場所を守ってくれている彼らのためにも
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のん(プロフ) - 蒼乃碧さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです、ありがとうございます🥹こちらこそ読んで頂きありがとうございました！ (3月5日 14時) (
レス) id: 8e0d3b7125 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - 一気読みさせて頂きました！紅一点は苦手なのにぐいぐい引き込まれて…ハッピーエンド良かったです(T ^ T)素敵なお話ありがとうございましたm(__)m (3月2日 0時) (レス) @page24 id: d378d34ad2 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 桃さん» 桃様 コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！読んでくださりありがとうございました(*´`)♡ (6月29日 11時) (レス) id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - �，�ら読ませていただいてます！あぁぁぁついに終わってしまいましたね！めっちゃ感動して泣きそうになりました！お疲れ様でしたᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ (6月28日 18時) (レス) @page22 id: eb6042d99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年6月21日 10時
