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帰りの飛行機。
隣は流星。
これもまたじゃんけんで勝ち取った。
みんな疲れているのか爆睡で機内は飛行機のエンジン音だけが響いていた。
藤｢Aも寝といていいで。着いたら起こしたるし。｣
『ありがと。』
藤｢無理すなよ｣
『え？』
藤｢頼ったらええから。｣
窓の方を向き表情が読めない。
でも優しいその声は私を安心させる。
藤｢……？！｣
肩に頭をのせると分かりやすく頬が赤らむ。
『ふふっ可愛い』
藤｢……Aはもっと可愛い｣
『ん？』
エンジン音で上手く聞き取れず聞き返したのに一向に返事が返ってこない
不思議に思い顔を除くとスヤスヤ寝息を立ててと眠る彼。
『寝んのはや！起こしてくれるんちゃうん』
しばらくするとズンっと肩が重くなる
その原因は流星が私の肩に頭を乗せたから。
綺麗に染められたふわふわした髪を優しく撫でてたら
その手を彼につかまれた。
手は繋がれたまま流星の膝の上に置かれる。
｢…どこにも行かんといて｣
あまり聞いた事がない寂しそうな声で。
寝言なのかそれとも起きているのか分からなかったけど
私の手を握る力がさらに強くなったのを感じた。
そしてそのまま私は深い眠りに落ちる
暖かくて、でも孤独な深い夢の中に。
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のん(プロフ) - 桃さん» 桃様ありがとうございます！コメント頂き凄く嬉しいです!!! 果たしてハッピーエンドで終わりを迎えるのか、恋の行方は？！まだまだ続きますので引き続きお楽しみいただけると幸いです (6月20日 14時) (
レス) id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - いつも読ませていただいてます！続きがすごく楽しみです！主人公ちゃんどうか助かって！ (6月20日 14時) (レス) @page50 id: eb6042d99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年5月15日 2時
