21 ページ21
.
「そろそろ再開するって〜」
様子を見に来た神ちゃんに呼ばれ離れた体。
名残惜しいと思ってしまうのはなんでだろう
鳴り止まない胸に手を当てながら気持ちを落ち着かせる。
重「...戻ろか」
『…うん、』
ぱっと目が合うと赤くなった目を隠すかのように不自然に逸らされる。
伸びた髪の下から見える耳は真っ赤に染っていて可愛くて思わずわらうと
重「なんやねん」
ってちょっと不機嫌そう
ころころと変わる表情は見てて飽きない
『ねぇ』
重「ん？」
『ごめん、』
重「…」
『いたっ！なにふんの』
両手で頬をホールドされて上手く話せない
重「お前はわらってるのが1番かわええ。
…笑 ブッサイクやな」
『うるふぁい』
重「怪しまれるしそろそろ行くか」
ようやく離された手
『…ありがとね』
前を歩く彼の後ろ姿は男らしくて
抱きつきたくなる衝動をおさえるのに必死やった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - 桃さん» 桃様ありがとうございます！コメント頂き凄く嬉しいです!!! 果たしてハッピーエンドで終わりを迎えるのか、恋の行方は？！まだまだ続きますので引き続きお楽しみいただけると幸いです (6月20日 14時) (
レス) id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - いつも読ませていただいてます！続きがすごく楽しみです！主人公ちゃんどうか助かって！ (6月20日 14時) (レス) @page50 id: eb6042d99a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のん | 作成日時：2023年5月15日 2時
