☆ ページ5
薮「高杉…」
「そんなに、その先生の事好きだったのか…?」
A『…当たり前グスッじゃないですグスッか…グスッ』
『ずっと、グスッずっと、グスッ好きだったんです、』
薮「そうか、、」
「辛かったな、、」
A『ふぇ、グスッ』
薮先生は、そう言って私の事をぎゅっと抱き締めてくれた…。
そして、いつにもないくらい優しい声でこう言ってくれた。
薮「俺には、なにもしてやれないけど…」
「今は、泣いて良いぞ、?」
A『っ、!』
そんなこと、言われたらとめたい涙もとまらなくなる…
そのあと私は、びぃびぃ泣いた。
薮先生は、ひたすら私が泣き止むまで私のそばに居てくれた。
A『…グスッ』
『薮先生…ありがとうございました…』
薮「おう、」
「けど、大丈夫か?」
A『はい…。』
薮「…そうか?」
「なら、良いけど…」
A『ご迷惑をお掛けしました。』
薮「まっ、でも良かったな 笑」
「その、好きな先生が誰だか知らねぇけど泣き顔見られなくて良かったな 笑」
A『…もう、、』
『遅いです、!』
薮「えっ、?」
「みられたか?!でも、、」
でも、、とか言いながらまわりをキョロキョロ見回す薮先生…
薮「俺と高杉以外に誰か通ったか?」
一生伝えるつもりはなかった…。
薮先生の言う通り迷惑をかけるだけだから。
けど、今は我慢ができないよ…、、
あんなに、優しくされて…。
こんなに、近くにいる。
先生…今だけは私のわがままを許してくれますか?
A『薮先生…』
薮「…?」
A『私の好きな先生って、』
『薮先生の、事なんですよ、?』
今日は、この気持ち(好きな気持ち)おさえられそうもありません…。
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作者名:美音*° | 作成日時:2018年11月23日 4時