５ 。 ページ40
恐る恐る聞いてみるけど、やっぱりこわくて。ぎゅっと目を瞑った。
すると頬に柔らかい感触が。
「 そう、やっと気づいた。俺が好きなのは、山ちゃんだよ。」
ちゅう、された ？
だって目を開けたら、裕翔くんのドアップで。
言葉とキスの意味を理解した瞬間、一気に熱が上がったように顔が熱くなった。
「 俺と 付き合ってください。涼介 」
初めて呼ばれた涼介呼び。嬉しくて嬉しくて、俺の選択肢はひとつしかなかった。
「 うんっ 、裕翔くん よろしくね 」
俺は迷わずそう答えた。ごめん、気付くのが遅くて。自分で自分の気持ちに気付かないなんて俺馬鹿かよ。
「 ふふ、涼介かわい 。ぎゅーしていい ？ 」
「 涼介呼び .. 馬鹿 。いいよ 」
そう答えた瞬間、まるで大切なものを壊さないように包み込むように抱き締められて。
ああ俺幸せって感じた。
これも知念とけーとのおかげだなあ。
初めて、自分の気持ちに素直になれた気がする。
「 涼介 好きだよ 。」
俺が幸せをふつふつと噛み締めていると、耳元で囁かれる。
そんな甘い言葉囁かれたら俺、可笑しくなっちゃうよ ？
「 っるさ .. もう 、」
「 ふは 、顔真っ赤 。涼介は好きじゃないの ？ 」
言える訳、ないじゃん。面と向かって �� 好き �瓩覆鵑� 恥ずかしすぎるって。裕翔くんは言えても俺は言えないのっ。
「 えっと .. っ 」
変な所を頑固になって、なかなか口にできない俺。だからこういう所が駄目なんだよ、いっつも素直になれないの。
「 .. いいや 。やっぱ俺だけかあ〜。残念 」
「 違っ 、すき ！ すきだから っ 」
「 ... やっと言ってくれた 。本当 可愛い 、俺だけの涼介だから 」
恥ずかしくて嬉しくて、いろんな感情が入り混ざって自分でも知らないうちに涙が出てきそうになる。あれ、こんなに俺って女々しかった？
「 ゆうとっ、ずっと俺の傍に居て ？ 」
精一杯の俺の気持ち。受け取ってくれるかな。
「 いるに決まってんじゃん 、誰にも渡さないから 」
どちらからともなく抱き締め合う身体。
ふいに目が合えば、頬じゃなくて、唇に。
「 .. ん 、すき 」
「 俺も .. 」
こうして俺達は結ばれることとなりましたとさ。
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やまえり 。(プロフ) - わたがしさん» ありがとうございます 笑 可愛いですよね、、ツンデレやまだが大好きなんです、、 (2018年2月5日 23時) (
レス) id: 6758824d5c (このIDを非表示/違反報告)
わたがし - 初コメです！山ちゃぁぁぁぁんかわいいよ！愛しいよ！尊いよぉぉ (2018年2月5日 18時) (レス) id: 52424801fe (このIDを非表示/違反報告)
やまえり 。(プロフ) - ここなっつさん» ありがとうございます、、とても嬉しいです(；；)頑張ります！ (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6758824d5c (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 初コメ失礼します…！この作品面白くて大好きです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2018年1月23日 23時) (レス) id: e0cbb39ac1 (このIDを非表示/違反報告)
やまえり 。(プロフ) - R u N a __ *さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです、、頑張ります！！今後ともよろしくお願いします＞＜ (2018年1月21日 0時) (レス) id: 6758824d5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまえり 。 | 作成日時：2018年1月19日 21時
