4。 ページ4
スリッパでキッチンの方へ歩くゆーとの服の袖を掴む。
「 ん ? どした ? 」
「 ちゅう 、するの 、っ 」
やっとの思いで述べた言葉は、自分ながらになかなかキモい。
それでもゆーとは 、
「 え 、待って可愛い 。かわいいかわいい 」
「 やま 可愛すぎ 、、反則だって 」
ぶつぶつと 可愛い という俺には無縁の単語ばっかり口にするゆーと。
「 は、恥ずかしいんだから! はやく、」
「 ん 、仰せのままに 。」
そう言って俺に近づき目を閉じた俺の唇に口付けをした。
「 .. ん 、ご飯 、」
「 やま .. もっとしたい 」
あまりの恥ずかしさにゆーとの顔が見られなくて逃げようとした。のに。
強引に腕を掴まれていきなり唇を奪われた。
「 っん 、」
何故かそのまま鼻をつままれれば、長いキス。
流石に酸素が足りなくなって小さく口を開ける。
「 んっ!? .. ぅ 」
そうしたら待ってましたとばかりに俺の口の中に入ってくるゆーとの舌。
こんな深いのは初めてで、すぐに俺の思考回路は停止寸前。
「 ん .. ふ 、〜 っ 」
息がうまくできなかった俺はゆーとの胸を軽く叩く。
「 あ、ごめん。つい(笑)でもやま すっごい可愛いよ 」
「 うっさい ! 馬鹿 、ゆーとの馬鹿 。」
馬鹿 なんて暴言を吐きながらも 俺の顔は耳まで真っ赤で。
「 へへっ 、じゃあご飯食べよっか ♪ 」
そう言って今にもスキップをし出しそうな位上機嫌で戻っていく。
「 .. 知念 、俺 頑張った、よね ? 」
誰もいない空間に独り言。
我ながら頑張った方だと思う。
火照った顔を冷ますように両手で頬を包みながらゆーとの方へ向かった。
445人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やまえり 。(プロフ) - わたがしさん» ありがとうございます 笑 可愛いですよね、、ツンデレやまだが大好きなんです、、 (2018年2月5日 23時) (レス) id: 6758824d5c (このIDを非表示/違反報告)
わたがし - 初コメです!山ちゃぁぁぁぁんかわいいよ!愛しいよ!尊いよぉぉ (2018年2月5日 18時) (レス) id: 52424801fe (このIDを非表示/違反報告)
やまえり 。(プロフ) - ここなっつさん» ありがとうございます、、とても嬉しいです(;;)頑張ります! (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6758824d5c (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 初コメ失礼します…!この作品面白くて大好きです!更新楽しみにしてます!頑張ってください!! (2018年1月23日 23時) (レス) id: e0cbb39ac1 (このIDを非表示/違反報告)
やまえり 。(プロフ) - R u N a __ *さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです、、頑張ります!!今後ともよろしくお願いします>< (2018年1月21日 0時) (レス) id: 6758824d5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やまえり 。 | 作成日時:2018年1月19日 21時