6月のらいおん

雨色なのか飴色なのか【 1 】 ページ3

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昨日涼介に慌てて否定してしまったけど、








正直言えば好きだし、まだ何も知らないけど









今日も会えるかな〜なんて考えてたら









2日連続の雨も気にしないくらい気分が上がった









大「どーしたの？雨なのに楽しそう！！」








高校になって仲良くなった有岡が話しかけてきた









『有岡こそ、いつになく笑顔だけど？？』









大「実はね薮と付き合うことになった！！」









『え！？うそ！！だから奏ぼけっとしてたんだ、』









前から有岡のことずっと好きって言ってたしな、









奏、良かったなぁ〜









大「ん〜だからさ俺も一緒に登下校していい？？」









『それ私が邪魔者じゃん！！いいよ2人でいって？』









大「いやぁ、それはなんか申し訳ないっていうか」









『大丈夫！！私1人でも行けるし！







それよりほんとにおめでとう！！！嬉しい！！！』









大「なんでお前が喜んでんだよ、笑」









『奏から聞いてないの？高校入って仲良くなって








そっからずっと好きだったんだよ奏〜！！！








昨日先帰っててって言ってたのは有岡だったのか』









大「そうなの！！！まじ！！！？うっしゃー！！」








『あ、今いいこと聞けたとか思っただろうけど、








奏が言ってないんだから内緒にしててね？？？』









大「お、おうよ！！じゃなぁ！！」









ほんと元気いいなぁ、笑









なんだか今日は気分もいいしテンションあがるな〜









お昼休み天気は快晴！今日は私と奏と有岡の3人で、









初屋上でご飯食べます！！！！









屋上でご飯とか憧れてたやつなんだよねぇ、、、









なんて屋上を見渡せば









『あ、！！、』









奏「どうした？？なんか忘れ物でもした？？」









昨日のあじさいの…









もしかしたら有岡知ってたりするのかな？？









『ねぇ、あの細くて可愛い男子さ、









有岡知ってたりする？？？』









大「ん？あぁ伊野尾先輩？？？」









奏「え、伊野尾先輩ってあの美男美女カップルの？」









『へ？なにそれ？？？』









美男美女カップル？？？それ私知らないんだけど？？









奏「あ、ほら噂をすれば、」









『えっめっちゃ可愛い』








奏「まぁでも、そろそろ別れるんじゃないの？？」









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