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-Yeeun side-



ボーカルもダンスも平均以上にこなし、更にはラップまでこなしてしまうAオンニは
どこかハユンと被って見えた。

顔も綺麗でスタイルも良くてオーラがある。



違うと分かっていても、まるでハユンの代わりに入れられたようだ。



ハユンのパートに彼女が入ってしまうのだろうか、センターも彼女になるのだろうか。



昨日初めて一緒に練習をして、そんなことを思ってしまった。

その考えは一日経っても消えなくて、ずっと胸がもやもやしている。



そんな矢先、新しくラッパーを選びたいと言われ、
リタオンニとAオンニが候補に挙がった。

ドンヒョク先生はAオンニをメインラッパーにしたいそうだ。





でも、もしそうなったらハユンのパートはAオンニが担当することになる。

そうなれば本当にオンニがハユンの代わりみたいになってしまうと思った。






ハユンの代わりなんていないのに。誰にも務まらないのに。

私たちのセンターもメインラッパーもハユン以外にいないのに。






そう思ったらいてもたってもいられなくて、そうなるくらいなら私がハユンのパートをと思って

勢いに任せてやりたいと言ってしまった。

興味はあったけど、ラップの練習なんてほとんどしたことないのに。




DH「イェウニが?ラップの練習なんてしたことあったっけ?」

YE「・・・ハユンに少し教わったくらいです。」

SY「うーん今からやって間に合うかしら・・・。」



突然あんなことを言い出した私を見て先生もメンバーたちも驚いた顔をしていた。

そりゃそうだ。
今までラップをしたいなんて言ったこともなかったし、候補にすらあがっていなかったんだから。



流石にダメかな・・・なんて思っていたら



『私はいいと思いますよ。』

YE「え、」



Aオンニからまさかの言葉が返ってきた。



『これから長くやっていくのであれば意欲のある子がやるのが一番良いと思います。
 意欲があるなら成長も早いと思いますし。』

SY「うーんAの言うことも一理あるわね。」

DH「そうだな〜・・・一旦イェウンをメインに置いてリタとAにも練習してもらう形で行くか。」

SY「それが一番よさそうですね。そうしましょう。」

DH「そしたら、他のパートについてなんだけど」





気づけば話題は他のパートのことに移っていた。

予想以上にあっさり決まってしまい、自分から言い出しておいて少し戸惑っている。

必死で練習しなければ。



〇→←〇



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yn(プロフ) - TASTYさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです^^更新が滞ることもありますが、これからも楽しみにしていただければ幸いです。 (2022年11月11日 22時) (レス) id: 086f92799f (このIDを非表示/違反報告)
TASTY - むちゃくちゃ楽しみです!続きも頑張ってください!! (2022年11月10日 11時) (レス) @page47 id: b6bb0cb3e6 (このIDを非表示/違反報告)
yn(プロフ) - 揚羽さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて光栄です!これからもご期待に応えられるように精進いたします。 (2022年10月8日 23時) (レス) id: 086f92799f (このIDを非表示/違反報告)
揚羽(プロフ) - めちゃめちゃ好みの作品です。これからも頑張ってください! (2022年10月8日 22時) (レス) @page21 id: f89d446e74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yn | 作成日時:2022年9月25日 1時

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