贈り物。 ページ8
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WZ「おい、4人もいるんだから 早くしろ」
JN「えぇ〜!凄いあわあわ〜」
HS「ぎゃはは!お風呂ってこんなに楽しいんだね!」
WN「うわぁっ、スニョン押さないで!ジュン、早くシャンプー流して」
なんで俺がこんな3人ものお荷物のお世話しなきゃいけないんだ…?
とは言え、
ジュンは初めてのシャンプーに目を輝かせてるし
スニョンは楽しそうに笑っているし
ウォヌは俺と一緒に二人の面倒をみてくれるし。
WZ「…まぁ、いっか」
こんな、非日常的な生活も悪くない。
JN「ねぇジフン見て!すっごくおっきい泡作ったよ!」
WZ「ん、そうだな」
まるで子どもみたいに嬉しそうに泡で遊んでいるジュン。
……もし俺に子どもがいたら、こんな感じなのかなぁ、なんて。
JN「あっ、」
WZ「どうした?」
JN「ふふっ、笑ったね」
WZ「え?」
JN「僕、ジフンの笑顔好きだよ」
ジュンの見せる純粋な笑顔は
隣にいる誰かをも笑顔にするらしい。
俺は決してお前のことを忘れたわけじゃない。
吹っ切れたわけでも、諦めがついたわけでもない。
でもこうして、お前のくれた贈り物のおかげで
狭かった世界に希望が差し込んで
広い世界に連れて行ってくれたように
俺………
ちゃんと笑えてるよ、お前が居なくとも。
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作者名:しょーやま。 | 作成日時:2021年9月17日 23時